「『わかりません!』って言うな!」と言うな!

昨日は、
チービルディング経営塾5期の
第一回目でした。

 

今期も、4名の受講生のみなさんと
再受講の方々でスタートとなりました。

 

0期を含めると、
もう6回目になりますが、
卒業生に感想を聞くと、
第一回目が一番印象的だった!
というコメントをいただきます。

 

第一回目でお伝えしているのは、
「思考の違い」です。

 

人と上手くいかない!という時に
「思考の違い」で上手くいって
いないことが多いと思います。

 

先日も、ある上司の方から
相談を受けました。

 

うちの部下が、すぐに
「わかりません!」と言うので
「『わかりません!』って言うな!」
って、怒ってしまいました。

 

怒ってはいけないと
思っているのですが・・・

 

ちょっと考えればわかるはずなのに
すぐに「わかりません!」と言われると
やる気がないとしか思えなくて、
つい怒ってしまうんです。

 

どうしたらいいですか?

 

これは「思考の違い」です。

 

チービルディング経営塾では
その「思考の違い」を
「効き脳」で説明しています。

 

「効き脳」は思考のパターンです。

 

4つの思考パターンを
簡単に説明すると・・・

 

A:論理脳、理性脳

B:計画脳、堅実脳

C:感覚脳、友好脳

D:全体脳、創造脳

となります。

 

人それぞれ、
各脳の高さが異なります。

 

先ほどの
「わかりません!」と言うのは
B(計画脳)が高い人です。

 

B(計画脳)が高い人は、
わかりやすく言うと、
説明書をちゃんと読むタイプです。

 

何をするのか?把握してから
物事に取り掛かりたいタイプです。

 

1から10までわかりたいのです。

 

だから、
1から5までわかっていても、
その先がわからないから、
「わかりません!」と言っているのです。

 

一方、この上司の方は、
おそらく、B(計画脳)が低いので、
1から10までわからなくても
1から5まで行けば、
その先はわかるだろう!って、
思っているのです。

 

こう考えると、どうでしょうか?

 

B(計画脳)が高い人は、
やる気がないのでしょうか?

 

むしろ、ちゃんとやるために
「わかりません!」と言っているのです。

 

やる気はあるのです。

 

そこで、上司が
「やる気がないのか!」と怒ったら、
それこそ、やる気がなくなります。

 

やる気をなくしているのは
実は、上司の言葉だったりして・・・

 

では、どうすればよいのか?

 

それは・・・

 

自分の思考を手放して、
相手の思考で考えてみることです。

 

これ、言うのは簡単ですが、
実際にやるのは難しいです。

 

なぜなら、
相手の思考で考えるということを
自分の思考でやるからです。

 

自分の思考から
逃げられないということです。

 

瞬間的に自分の思考は走ります。

 

これを一度リセットする必要が
あります。

 

では、
どのようにリセットするのか?
というと・・・

 

相手の行動を見るということです。

 

行動は嘘をつきません。

 

先ほどの例でいうと、
「わかりません」と言う行動を
見るということです。

 

B(計画脳)が高い人が、
「わかりません」と言うことって、
どういうことなんだろう?
と考えることです。

 

つまり、相手の行動を元に
相手の思考で考えるということです。

 

そうすると、
自分の思考に引きずられずに
相手の思考で考えられるように
なります。

 

これも訓練なんですが、
意識しているとできるようになります。

 

おそらく、卒業生のみなさんは
こういうことができるように
なってきているので、
自分達の組織に望ましい変化が
現れているのだと思います。

 

チービルディング経営塾
今期も始まりました!

 

半年、経営者の方々と
一緒に学んでいきたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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