正義の味方か?悪の味方か?

昨日、映画を観てきました。

「三度目の殺人」

 

22日は夫婦の日ということで、
2人で2,200円になるそうです。

 

久しぶりに妻と一緒に
映画を観ました。

 

殺人を扱った法廷映画で
夫婦で観るには
微妙な映画でしたが、
考えさせる面白い映画でした。

 

ネタバレになるので、
内容には触れませんが、
こんなセリフが印象に残りました。

 

「あなたみたいな弁護士が、
犯罪者が罪と向き合うのを
妨げるんですよね」

 

 

私は弁護士ではありません。

 

だから、
このセリフの本当の意味は
分からないのかもしれません。

 

しかし、
社長さんと社員さんの間に
入って話をすることが多いので、
なんとなく分かる気がします。

 

 

社長と社員では、
ものの見方が違います。

 

社長と社員 の間には
谷があります。

 

これを越えるのは、
難しいと思います。

 

でも、
社員さんからこんな質問を
受けると返答に困ります。

 

「瀧田さんは、社長と社員の
どっちの味方なんですか?」

 

どっちなんでしょうか?

 

 

私の答えは、
「会社の味方です。」

 

答えになっていないのかも
しれませんが、
私の頭に中には、
社長 VS 社員 という構図では
ないんです。

 

 

 

ブログにも書きましたが、
私は3代目の経営者として
祖父の会社で勤務していました。

 

その時に、
会長である祖父と意見が合わずに
会社を辞めてしまいました。

私の自己紹介はコチラです。

あらためまして、瀧田です。

 

結果として、
社員を見捨ててしまいました。

 

 

そんな私が、会社を出てから思ったのは
「社員あっての会社、会社あっての社員」
という言葉でした。

 

会社と社員は不可分の存在です。

 

だから、
どんな社長だろうが、
どんな社員だろうが、
力を合わせないと上手く行かない
と私は考えています。

 

そいう意味で私の立ち位置は、
良い悪いを判断する立場ではなくて、
どうしたら上手く行くか?を
考えている立場です。

 

だから、相手を責めないし、
なるべく、思い込みを外して
出来事をみようとしています。

 

 

そのため、
良い悪いを判断したい人にしてみると、
「味方か?敵か?ハッキリしろ!」
と言いたくなる
のかもしれません。

 

でも、良い悪いというのは、
一方的な見方で、本当のこと
見えなくします。

 

いや、本当のことなんてなくて、
適切か、適切でないかだけの話
だと思うのです。

 

 

例えば、
「言われたことをすぐやる社員」
がいたとします。

 

この社員は
良い社員ですか?
悪い社員ですか?

 

仕事が早いと判断すれば、
「良い社員」となるでしょう。

それに対して、
自分で考えないで
言われたことしかないと判断すれば、
「悪い社員」となるでしょう。

 

つまり、
良い悪いは状況によって
違います。

 

その状況において
適切なのか?適切でないのか?
というだけの話です。

 

 

なのに、
「良し悪しで判断して良いのですか?」
ということを言いたいんです。

 

良し悪しで判断したい方にとっては
めんどくさいでしょうね!

 

でも、
面倒ぐさがられても、
社長と社員の総和が最大になる組織を目指す!
そういう存在でいたいなぁ~

と映画を観て思いました。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます!

 

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