明治安田生命保険が、
毎年恒例の「理想の上司」を
発表しました。
2020年春の新入社員を
対象にしたアンケートだそうです。
男性上司は「内村光良」さん、
女性上司は「水卜麻美」さんが、
それぞれ4年連続で1位になりました。
内村さんは
「親しみやすさ」「優しい」、
水卜さんは
「親しみやすい」といった
イメージで共感を集めたそうです。
私が新入社員だった頃を
調べてみると・・・
「野村克也」監督
「北野武」さん
「長嶋茂雄」監督
なんて名前が出てきます。
バブルがはじけて
山一証券や
北海道拓殖銀行が破綻し、
社会不安があった時代だった
からでしょうか・・・
会社を立て直してくれる人
引っ張って行ってくれる人
を求めていたのだと思います。
それが今や、
「親しみやすさ」ですから
上司に求められるものが
ずいぶんと変わりました。
これはあくまでも
アンケートですから、
印象で答えているに過ぎない
と思います。
では、
チームビルディング的に
「理想の上司」はどんな人なのか？
考えてみたいと思います。
一貫性がある人
部下の話を聴ける人
部下に任せられる人
部下を育てられる人
いろいろ出てくるのですが、
究極的に言うと・・・
部下の「強み」を活かせる人
だと思います。
チームビルディングが
目指しているのは、
人と組織が同時に成長する
組織を作ることです。
つまり、
組織の成長に合わせて
人を成長させることができる上司が
理想の上司だと言えます。
一般的に、
上司が部下を成長させようと
したら、教育をします。
その時に、
どうやって教育するか？
というと・・・
自分ができるようになった
やり方を教えます。
しかし、
人と人は違うので、
自分ができるようなったやり方が
相手にとって有効かどうかは
分かりません。
人ができるようになる時に
大事なことは、
「できるまでやる！」
ということです。
当たり前のことを言っている
と思われるかもしれませんが、
結局「できるまでやる！」しか
ありません。
そう考えると、
続けられることが大事です。
どんなことが続けられるか？
というと・・・
それは「強み」です。
「強み」というのは、
どんな時であっても発揮できる
ものです。
人は「強み」は発揮している時
モティベーションが高くなります。
また、
窮地から自分を救い出してくれる
のも「強み」です。
だから、
部下を自立させようとしたら
部下の「強み」を見出して、
活かせるようにすることが大事です。
私がやっている
チームビルディングでは、
「強み」を見つけるために
「効き脳」診断を使います。
「効き脳」診断をやると、
思考のパターンが分かります。
効き脳についてはこちら
「効き脳」を簡単に説明すると
思考パターンは4つあります。
A：論理的、理性的
B：保守的、計画的
C：友好的、感覚的
D：感情的、全体的
それぞれに高低があって、
それによって「強み」が分かります。
その「強み」を意識して
マネジメントするだけでも、
部下のモティベーションが違います。
感覚ではなく、
客観的な診断結果をもとに、
マネジメントすることが、
再現性につながるのです。
そのやり方をお伝えしているのが、
チームビルディング経営塾です。
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今日も最後まで読んでいただいて
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