障害者にしているのは障害者以外の人

チームビルディングの仲間で
障害者雇用のコンサルティングをしている
小池さんの講座が始まりました。

 

小池さんの会社
株式会社ジェー・シー・プラス
http://jcplus.jp/

 

昨年の年末に
チームビルディングの勉強会で
お話を聞きました。

 

その時のお話はコチラです。

 

「障がい者雇用とチームビルディング」

障がい者雇用とチームビルディング

 

このブログにも書きましたが、
障害者雇用には
チームビルディングが必要です。

 

障害者雇用というと
障害者の方を雇い入れることだと
思われるかもしれません。

 

ここでは、雇い入れではなくて、
雇い入れた後の話です。

 

つまり、障害者の方に
どのように働いてもらうか?
ということです。

 

小池さんの話で衝撃的だったのが、

障害者にしているのは障害者以外の人

という言葉です。

 

例えば、
車いすに乗っている人も、
道路に段差がなく真っ平で、
全ての建物にエレベーターがあれば、
障害者でなくなる・・・

 

もちろん、
そんな単純なことではないと思います。
(気分を悪くされた方がいれば御免なさい!)

 

しかし、
周りの障害を取り除いてしまえば、
障害者ではなくなる・・・

 

こんな考え方がある
ということは衝撃的でした。

 

ただ、
小池さんの話を聞いているうちに、
これって「チームビルディング」
と同じではないか?
と思うようになりました。

 

人それぞれに
「強み」と「弱み」があります。

 

できることもあるし、
できないこともあります。

 

できないままだと
困るので解決しようとします。

 

つまり、
「弱み」を無力化しようとします。

 

それは、「弱み」を取り除こうと
することです。

 

では、
チームビルディングでは、
どのように「弱み」を取り除くのか?

 

何度かご紹介している
チームビルディング的苦手克服方法は・・・

 

①少しでもよくする
ただ、ただ、ひたすら頑張る!

 

②サポートシステムをつくる
やり方を考える、工夫する
(メモを取る、ITを使う、時間的余裕)

 

③才能の力で弱みに打ち勝つ
別の部分でカバーする
(論理、正確性、愛嬌、奇抜さ)

 

④パートナーを見つける
仲間にカバーしてもらう

 

⑤とにかくあきらめる
これは最後の最後ですね!

 

これは何を言っているか?
というと…

 

①以外は「変わらなくてもよい!」
ということです。

 

周りの力を使おうよ!
ということです。

 

もっと言うと、お互い、
「強み」も「弱み」もあるのだから
お互いに補い合おうよ!
ということです。

 

ピーター・F・ドラッカーは
こう言いました。

 

マネージメントとは、
組織を構成する人が、
その人の強みを活かして成果を上げ、
自己を実現し、
弱みを無力化するように組織を
運営する方法

 

つまり、
マネージメントによって
「弱み」は無力化できるのです。

 

だとしたら、
小池さんの言葉が突き刺さります。

 

障害者にしているのは障害者以外の人

 

障害者雇用が上手くいかないのは
マネジメントをしている側の
問題だということになります。

 

そう考えると、障害者雇用は
究極のチームビルディングです。

 

これにチャレンジしている
小池さんを心から尊敬します。

 

そして、
私の印象で申し訳ないのですが、
小池さんは障害者がかわいそうだから
障害者雇用を仕事にしているいう
感じではないのです。

 

面白いからやっている!という
感じなんです。
(違っていたらスイマセン!)

 

小池さんが講義の冒頭で言っていた
言葉を思い出しました。

 

私は「福祉」の人ではありません。

 

「福祉」が悪いわけではなりません。

 

しかし、ビジネスとして
障害者雇用に取り組んでいる姿に
「福祉」とは別のプロフェッショナル
を感じました。

 

小池さんもまた
自らのビジョンに基づいて仕事を
しているんだな!と思いました。

 

大いに刺激をいただきました!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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