スキージャンプの高梨選手に続いて
スノーボードの竹内選手も
判定によって途中棄権扱いとなり
準々決勝に出場することが
できませんでした。
竹内選手と相手（ドイツ選手）が
ほぼ同時に体制を崩し転倒しました。
竹内選手はすぐに起き上がり
相手よりも先にゴールをしましたが、
審議の結果、竹内選手の妨害とされ
途中棄権扱いになりました。
審判８人中６人が
ドイツ人だったそうで、
竹内選手本人も
「スポーツマンシップって何だろう？」
とコメントをしていました。
本大会はどういう訳だか
接触や妨害による失格や
ルール違反による敗退の話題が
多いように思います。
たまたまなのか？
それとも何かあるのか？
私は、いつも、
３回続いたらパターンだと
思っているので、
これだけ続いていれば、
何かあるのだろうと思います。
それが良いのか？悪いか？は
おいておいて、
つくづく思うことは、
「ルール」って強力だ！ということです。
「ルール」は
結果を左右する力を持っています。
だから、
「ルール」に対する考え方が
大事だと思います。
皆さんにとって
「ルール」はどんなものでしょうか？
「守るもの」でしょうか？
それとも
「作るもの」でしょうか？
真面目な人ほど、
「守るもの」だと思っていると
思います。
しかし、
「ルール」というは
自然にあるものではなくて、
誰かが作ったものです。
そこに悪意があるかどうかは別にして
「ルール」には作った人の
意向が込められています。
たしかに、
物事をスムーズに進めるために
「ルール」があります。
だから、
「ルール」は守るべきものです。
しかし、
「ルール」を鵜呑みにするのと、
「ルール」の背景を知っておくのとでは
「ルール」の運用で差がつきます。
これは「トリプル―プ」の話です。
ものごとを考えるにあたって
３つのレベルがあります。
①シングルループ
物事に「適切に取り組んで」いるか？
「方法の適切さ」について考えます。
②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか？
「目的・目標の適切さ」について考えます。
③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか？
「目的・目標設定の信念・価値観など」
について考えます。
「ルール」を守るというのは、
①シングルループです。
しかし、
実際に「ルール」を作ろうと思ったら、
③トリプル―プから考えます。
背景や状況を考慮に入れて
どんな目的を達成できたらよいのか？
を考えます。
そして、その目的を達成するには、
どのような「ルール」にしたらよいのか？
を考えます。
できた「ルール」だけを見ていると
見えないかもしれませんが、
「ルール」を作るには、
必ず、目的があり、背景や状況があります。
繰り返しになりますが、
「ルール」は結果を左右します。
だとしたら、
「ルール」にただ従うだけでなくて
時には、逆から「ルール」を見ることも
大事なんだと思います。
「ルール」をいかに有利に使うか？
厳しいかもしれませんが、
そこから戦いは始まっているのです。
今日も最後まで読んでいただいて
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