日曜日なので、
好きなお話をしたいと思います。
テスラのモデルYの販売申し込み
が始まりました。
モデルYというのは、
私が乗っている
モデル3のSUV版です。
SUV版とはいっても、
車高を上げただけではなく、
横幅も大きいですし、
天井も1枚ガラスで、
全くの別ものです。
今回の販売は5人乗りですが、
8人乗りもあります。
テスラは、ネット上で注文します。
ポチッとクルマを買います。
私も、2年半前に、
モデル3を買ったときは
ドキドキしながらポチりましたが、
最初は予約金15,000円だけなので、
そんなにハードルは高くありません。
最近になってようやく
日本でも日産やトヨタでも
電気自動車(EV)が発売される
ようになりました。
日産にはリーフがありましたが、
それに続く車がありませんでした。
自動車ジャーナリストが
新しいEVに乗って感想を言っていますが、
正直、車そのものは、
それほど差はないと思います。
と言うのも、
エンジンがモーターに変われば、
静かですし、振動はありません。
バッテリーが床下に
収められているので、
低重心で車体は安定します。
あとは、
加速などの味付けの話です。
では、どこで差がつくのか?
というと・・・
実は、充電の差です。
EVもガソリン車も
エネルギーがないと走れません
ガソリンは、
ガソリンスタンドが整備されていて
全国どこに行っても
ガソリンで心配することは
ありません。
最近、ガソリンスタンドも
減ってきているようですが・・・
では、電気は?というと・・・
実は、結構、あります。
青い充電マークをみたことが
あると思います。
そこには、充電器があります。
充電器があるのですが、
それほど、パワーがありません。
ざっくりですか、
急速充電で25~50KW
普通充電で4〜6KW
KWでは分からないですね!
電費は6キロ/KWだとして、
1時間充電すると、
急速充電で150~300キロ分
普通充電だと24〜36キロ分
充電できます。
ただ、急速充電は、原則として、
30分しか使えないので、
75~150キロ分しか充電できない
ことになります。
75~150キロごとに
30分の充電が必要となると考えると、
結構、面倒だと思います。
さらに、急速充電器は、
1個所に1台しかないので、
先に充電している人がいたら、
30分待たないといけません。
もっと現実的な話をすると、
車との相性が悪いと
規定通りのパワーが出なかったり
充電器が壊れていて充電ができない!
なんてこともあります。
そう考えると
EVって不便だな!と
思われると思います。
これに対して、
テスラは専用の充電器があります。
バージョンによって差がありますが、
パワーは250KWです。
一般の急速充電の5倍です。
私の車はバッテリーが小さいので
最大170KWに制限されますが、
それだって3倍以上です。
専用なので、
相性が悪いこともありません。
プラグを刺すだけで
誰の車か?を認識するので
料金も自動決済されます。
また、1個所に最低4台はあるので、
全部埋まっていることは
あまりないですし、
ナビと連動していて、
今、何台、空いているのか?が
ナビに表示されます。
つまり、テスラは、
充電インフラの不満の部分を
ほとんど解決しています。
だから、
テスラか?それ以外か?
になってしまっているのです。
ガソリン車を作っている会社
の感覚だと、
充電器の設置は自社の責任ではない
と思っているのだと思います。
つまり、車しか見てないのです。
しかし、テスラは、
車だけでなく充電器もセットで
開発しています。
(もっと言うと電池も・・・)
そして、テスラは、
今年、充電器の数を倍増する
計画を立てています。
そして、次のステップは、
その充電器を他のメーカーにも
使えるようにして
他社のEVの充電のデータも
取得しようとしているだと思います。
そうなると、
なかなか他のメーカーは
勝てないじゃないか?
と思います。
日本車メーカーがEVに力を入れるなら、
もっと充電インフラに力を入れないと
マズイと思っています。
やっぱり、
物事を大きく変えようとするなら、
インフラの整備が大事だと
思うのです。
ということで
今日は趣味のブログになりましたが、
ちょっと危機感を感じているので
書いてみました。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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