本音で話して大丈夫?

昨日に引き続き
トヨタイムズからのお話です。

 

職場の閉そく感を打ち破れ
働き方に多様性を

 

途中から育児休業の話になり・・・

 

本社と工場の
育児休業の取得率が違う

 

育児休業を取れる取れない
という話ではなく
取った後の昇進が不利になる

 

時短に勤務をしていると、
上司が気を使いすぎて
重要な仕事を任せてもらえない
結果、評価が下がる

 

トヨタには
がむしゃらに働くだけの
ロールモデルしかいない

 

なかなか生々しい議論が
されていました。

 

綺麗事だけでは
解決できない問題です。

 

簡単に解決できない問題だけに
会社としては、
正直、議論したくない内容だと思います。

 

これを労使協議会で議論し
WEBで公開するのだから、
トヨタは、スゴイ会社だと思います。

 

と同時に、
この話をどうやって収めるんだろう?
と不安にもなります。

 

みんなが、本音を言い出したら、
収拾がつかなくなります。

 

会議の最後に、佐藤新社長が
こんな風に言っていました。

 

我々が本音で話し合っている
根っこにあるのは
550万人の仲間に貢献するという軸を
持って話し合っている。

 

550万人というのは、
豊田章男社長が守ろうとしている
日本の自動車業界で働く人の人数です。

 

つまり、トヨタの労使協議会は、
日本の自動車産業界を背負っている
という軸を持って話し合おう!
と言っているのです。

 

本音で話しているのも、
個人の感情で言っているのではなく、
日本の自動車産業界の未来を思って
本音で話そう!と言っているのです。

 

だから、本音と言っても
何でも好き勝手に言ってもいい
という訳ではないのです。

 

本音で話すのは手段です。

 

本音で話すための目的が
あります。

 

その目的を達成するために
本音で話す必要があります。

 

多様性を認めようとすると
創造が必要になります。

 

多様なままだと
話が前に進みません。

 

創造には制約が必要です。

 

制約があるから創造が生まれます。

 

だから、本音で話す上で、
目的という制約が必要なんだと思います。

 

そういう意味で、
目的のないところに
多様性は成り立たないと思います。

 

これから、多様性は、
今以上に進んで行くので、
目的がない組織は生き残れない
のだと思います。

 

当たり前の話なんですけど・・・

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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