わかりましたか?と聞いてはいけない

小倉優子さんが
早稲田大学の受験に挑戦したことが
ネットの記事なっていました。

 

小倉優子さん
「早稲田受験の411日」で見せた激変
https://toyokeizai.net/articles/-/656546

 

OA入試ではなく、
一般入試でチャレンジした
ということです。

 

結果は、残念ながら、
「不合格」だったそうですが、
チャレンジは素晴らしいと思いました。

 

今回、受験を指導していた
現役東大生で起業家の西岡さんの
インタビューが興味深かったので
そのことを書いてみたいと思います。

 

初めて、西岡さんが
小倉さんに教えている時に
「わかりません」と言われて
困ったそうです。

 

なぜ、困ったのか?というと
「わかりません」と言われると
教える方としては、
どうしようもないと言うのです。

 

それは、すごいよくわかる話で、
本人が「わからない」と判断したら、
それ以上、考えなくなります。

 

考えようとしない人に
教えても、学ぼうとしないので、
それ以上、教えられないのです。

 

しかし、
小倉さんが変わる瞬間があった
というのです。

 

西岡さんが教えていて、
分かりますか?と聞いたところ、

 

「今はわからないけど、
わかるためにはどうしたらよいですか?」

 

という答えが返ってくるようになった
と言うのです。

 

ちゃんと考えれば分かるはずだから、
考え方を教えてほしい!
というわけです。

 

自分で考えようとした瞬間に
可能性が広がります。

 

小倉さんは、そこから、
大きく成長したそうです。

 

自分で考えるということが
成長のキッカケです。

 

では、どうしたら、
自分で考えるようになるでしょうか?

 

それは・・・

 

質問をすることです。

 

人は質問されると考えます。

 

ただ、質問の仕方は
工夫する必要があります。

 

「わかりますか?」と聞いたら、
「わかります」か「わかりません」
という答えしかなくなります。

 

どちらの答えも、それでおしまいです。

 

そういう意味では、
「わかりましたか?」と聞いては
いけないのです。

 

では、何と聞いたらよいでしょうか?

 

それは・・・

 

ここまで、学んできて
思ったこと、感じたことは何ですか?

 

わかったことを言語しようとすると
考えるようになります。

 

わかることと言語化することは
違います。

 

言語化しようとすると
わかったような、わからないような
状態を行ったり来たりします。

 

すぐには答えが返ってこないと
思いますが、
そこは、待つことが大事です。

 

自分の体験を言語化することが
学習です。

 

それに対して、
「わかりましたか?」と聞かれて、
それに答えるのは、
単なる反応で、考えていないのです。

 

だから、
部下に考えてほしいのであれば、
「わかりましたか?」と聞いては
いけないのです。

 

わかりましたか?(笑)

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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