同じ土俵に乗ってはいけない

前回のブログで
フィードバックをするには、
相手が目指しているゴールを知る
必要があると書きました。

 

なぜなら、フィードバックは、
相手が目指しているものと
現状のギャップを伝えることだからだ
と書きました。

 

相手が目指しているものを知らずに
フィードバックするのは、
単に、自分がいいと思っていることを
相手に伝えているだけです。

 

だから、そもそも、
相手が目指しているものを知る
必要があります。

 

ただ、相手が家族の場合、
相手にこうなってもらいたい
という想いが強くなります。

 

その想いが強すぎると、
相手のことが見えなくなります。

 

それは、
親が子供に足してもそうだし、
子供が親に対しても同じです。

 

ある意味、
切っても切れない関係なので、
余計にそうなってもらいたい
いや、そうなってもらわないと困る
という気持ちが生まれます。

 

こうなってもらいたい
こうなってもらわないと困ると
思えば、思うほど、
相手をコントロールしようします。

 

しかし、人はコントロールを嫌います。

 

だから、コントロールする人と
距離を置こうとします。

 

逃げれば追うので、
ますます距離を置こうとします。

 

その繰り返しで、人は離れていきます。

 

つまり、人間関係が壊れます。

 

これは、会社も同じで
経営者と社員の距離感が近すぎると
同じようなことが起きます。

 

だから、
社員は家族だ!みたいな話は、
アットホームでいい感じに聞こえるかも
しませんが、そうでもなかったりします。

 

また、会社の中に家族がいる場合も
注意が必要です。

 

会社の中に
家族の人間関係が入るので、
なかなかに複雑になります。

 

私も、祖父の会社にいた時は、
祖父も両親も同じ会社にいたので、
常に人間関係で苦労しました。

 

結局、
壊れて(辞めて)しまったのですが・・・

 

こんな風に近すぎる人間関係は
常に問題を生み出します。

 

だから、会社でも家族でも
適度な距離感を保つ必要があります。

 

では、どうしたら、
適度な距離感を保てるでしょうか?

 

私が気を付けているのは、
同じ土俵に乗らないということです。

 

距離感は常に一緒にいると、
距離を取ることは困難です。

 

すぐに目に入るし、
話もすぐにできてしまいます。

 

だから、コントロールできるし、
コントロールしたくなります。

 

だから、ここは、
相手が手が届かないところにいる
と意識することで、
距離感を取るようにしています。

 

そのために、土俵をイメージしてます。

 

相手が、違う土俵にいれば
手が出せませんから・・・

 

その人にはその人生がある
と考えれば、
その土俵はその人のもので、
他人の土俵で相撲を取るわけには
いきません。

 

同じように、
相手を自分の土俵に乗せてもいけません。

 

だから、話をしていて、
同じ土俵に乗っていることに気付いたら
すぐに降りるようにしています。

 

こんな風に私はイメージしているのですが、
これは私のイメージなので、
伝わるかどうか?は分かりません。

 

私はこうしていますという話で、
アドバイスではないですよ!(笑)

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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