自分を客観視できない人が増えている

先日、ラッシュ時間に電車に乗りました。

下り路線だったのですが、
学生がいっぱい乗っていました。

電車の中はぎゅうぎゅうです。

駅に停まる度に、
「ドア付近では
いったんホームへお降りください」
というアナウンスが入ります。

ところが、ドアの前で
動こうとしない学生がいて、
電車の中にいる人が下りられません。

しばらく流れに逆らっていましたが、
流石に押し出されるように外に出たことで、
ようやく下りられるようになりました。

次の駅でも、同じことが繰り返されました。
なぜ気づかないのだろう?

そう思って観察していると、
その学生は電車に乗っている間、
ずっとスマホをいじっていました。

スマホに夢中になっているので、
乗り降りで起こっている
自分の周りの出来事に
意識が向いていないのです。

だから、自分が
乗り降りの邪魔になっていることに
気づけない。

つまり、自分の行動が
周りにどんな影響を与えているか、
想像できていないのです。

こういう場面が、
最近、増えているように感じます。

スマホが普及したことで、
自分の見たいものだけを見て、
自分の世界に閉じこもりやすい
環境になりました。

周りを見渡す機会が減り、
自分を客観視する習慣が
育ちにくくなっているのだと思います。

これは、電車の中だけの話ではありません。

職場でも同じことが起きています。

お客様の会社でこんな相談がありました。

若手の正社員が
忙しい時期に3日間の有給休暇を取りました。

休み明けに出社しても、
周りに声もかけない。

その態度に、パートさんたちの不満が
噴出しているというのです。

自分が休んだことで
周りにどんな影響が出るのか、
想像できていないのだと思います。

自分の目の前で起きていること以外は
イメージできない。

それは、今だけでなく、
将来のことも同様です。

今の自分の行動が周りにどう影響するかが
見えていないのであれば、
その行動が将来の自分にどう返ってくるかも、
見えていないのです。

スマホ中心の生活の中で育った世代には、
自分を客観視する機会が
圧倒的に少なかったのだと思います。

学生時代にこういったことを
学ぶ機会がないのであれば、
会社に入ってから教えるしかありません。

必要なのは、
自分を客観視する訓練です。

その手段として有効なのが、
日報を書くことだと思います。

日報は、自分の行動を
外側から眺め直す作業です。

今日1日、何があったのか?
それを振り返って、文字にする。

文字にすることで客観視できるので、
気づく機会は増えると思います。

自分を客観的に見ていないと、
書けないのです。

注意をしたり、叱ったりすることが
難しい時代です。

結局、自分で「気づく」しかありません。
自分で気づく経験を積み重ねることで、
はじめて、行動が変わっていきます。

想像力は、生まれながらのものではなく、
振り返りの習慣の中で
少しずつ育っていくものだと思います。

組織として、
気づきが生まれる場を作ること。

それが、人を育成するということなのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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