三連休最終日ということで、
東名高速道路で東京方面に向かう車で
59キロの渋滞が発生したそうです。
こんなニュースでも
コロナ前を取り戻せたような気がして
嬉しくなります。
コロナ禍前は、
大和トンネル付近でしたが、
今は、綾瀬スマートICが完成して、
綾瀬スマートIC付近を先頭に
渋滞が発生したそうです。
そもそも、どうして、
渋滞が発生するのか?については、
交通量が増えるからなんですが、
いつも決まったところで渋滞が起きます。
東名高速なら、大和トンネル付近だし
中央高速なら、小仏トンネル付近だし
関越なら、鶴ケ丘IC付近だし
東北道なら、羽生IC付近です。
それは偶然ではありません。
コンサルティングをしている時に
私が意識しているのは、
3回続いたら、それはパターンだ!
ということです。
パターンがあるということは、
それを引き起こす原因があります。
問題を解決しようと思ったら、
その原因を解決する必要があります。
よく知られていることではありますが、
これらの渋滞場所に共通しているのは
「登り坂」だということです。
登り坂になると、
自然とスピードが落ちます。
同じようにアクセルを踏んでいても
スピードは落ちるので、
車間が詰まり、
後続車がブレーキを踏むことで、
さらにスピードが落ちて、
渋滞になるのです。
いつも同じようなことが
起るのであれば、
そこには必ず原因があるのです。
だから、原因を追究することは、
大事です、
ただ、残念なことに
原因が分かったら解決するというほど
簡単な話ではありません。
なぜなら、
解決できない原因もあるからです。
渋滞で言うと、
「登り坂」であることですが、
登り坂を平らにすることはできません。
このように、
原因そのものを解決できない場合も
あるのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
渋滞で言えば、
登り坂でスピードが落ちないように
アクセルを踏んでもらう必要があります。
最近の高速道路で
『スピード注意』『減速注意』なんて
看板を見かけることが増えてような
気がします。
これも1つの解決方法です。
しかし、
『スピード注意』『減速注意』なんて
言われても、ピンとこないですよね!
本当なら、
『スピードを上げろ!』
『アクセルを踏め!』
というメッセージを伝えるべき
なんでしょうけれども、
そんな看板を立てるわけにもいかず、
結局、解決しないのです。
私が大事だと思うのは、
メカニズムを理解するということ
だと思います。
先ほども書いた
渋滞が起きるメカニズムを
ドライバーが理解することです。
そのためには、
ドライバーに学習する場が
必要だと思います。
単に渋滞が起きた!という
ニュースを流すだけではなくて、
どうして渋滞が起きるのか?を
ニュースと一緒に流すとよいと思うのです。
原因は原因として
解決できないのであれば、
人が学習して解決していくしか
ないのです。
そう考えると、
学習している組織が、
業績を伸ばしているのは、
当たり前のように思います。
自分たちが学習して、
問題を解決できる組織が強いのです。
そして、
私がコンサルティングしている時に
いかに学習する組織を作るのか?
ということをしているから、
業績が上がるのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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