不正はエスカレートする

先日から、
日野自動車の排ガス虚偽報告問題を
取り上げています。

 

今回で最後にしようと思っていますが、
前回、紹介した報告書の中に
こんなことが書かれていました。

 

当初は、軽微な行為、グレーな行為を
思い付くところから始まったものの、
一線を踏み越えたことによって、

最終的には、
恣意的な行為に歯止めがかからず、
明らかに法規に違反する行為にまで
エスカレートした。

 

そうなんですよね!

 

不正はエスカレートします。

 

だから、一線を踏み越えないように
することが大事なのです。

 

実際のところ、
一線を踏み超えても
見つからないことの方が
多いと思います。

 

だから、ちょっとぐらいなら、
一線を踏み越えても大丈夫!
という感覚になるのだと思います。

 

しかし、
一線を踏み越えることを
続けていると、
一線を踏み超えることへの
ハードルが下がってしまいます。

 

そうなると、
一線を踏み越えることが
怖くなくなってしまいます。

 

いつの間にか、
一線の向こう側にいても
なんとも思わなくなってしまう・・・

 

一線の向こう側に行ってからでは
遅いのです。

 

だから、一線を踏み越える前に
踏みとどまらせるように
することが大事なのです。

 

それには、
軽微な行為、グレーな行為の段階で
「そういうことはやめようよ!」
と伝えることが大事です。

 

ただ、今回の日野自動車の不正で、
ショックだったのが、
三菱自動車の不正を目の当たりに
していながらも、
誰も不正を正そうとしなかった
ということです。

 

人のふり見て我が振り直せ
という「ことわざ」がありますが、
人のふりは、しょせん、他人事です。

 

他人事では、
自分を変えようと思わないのです。

 

だから、結局のところ、
どれだけ、自分事にできるのか?
が大事なのです。

 

それには、
「強い想い」を持っていることが
必要になります。

 

軽微な行為、グレーな行為の段階で
「そういうことはやめようよ!」
と言うには勇気がいります。

 

相手から反発をされたり、
相手を不快にさせるかも知れません。

 

そこまでして言うには
「強い想い」が必要です。

 

では、言えないのは、
「強い想い」がないからなのか?
というと・・・

 

そんなことはないと思うのです。

 

忙しかったり、
思い悩んでいるうちに、
その「強い想い」を持っていることを
忘れてしまうのだと思います。

 

だからこそ、
想いは言語化して、
ことあるごとに、
立ち戻れるようにしておく
必要があるのだと思います。

 

ロボット人事研究所の
ミッションは

『自分の人生を生きる!』

です。

 

迷った時や
気持ちが負けそうになった時は、
ミッションに立ち戻って、
自分で選択をしたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

チームビルディング経営塾6期ONLINE

組織作りのコンサルタントをしていて
経営者の方が組織作りのノウハウを知っていたら
もっと組織がうまくいくのにもったいない
と思うことが多いです。

実は組織作りのポイントは3つしかありません。

その3つを6ヶ月でお伝えをしています。

6ヶ月後には確実に組織の成長を
感じることができるようになります。

チームビルディング経営塾の詳しいことはコチラ

https://robotjinji.com/page-1708/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です