リーダーのワクワク感は共感されない

昨日は、
チービルディング経営塾7期の
第1回目でした。

 

チームビルディング経営塾第7期
https://robotjinji.com/page-1748/

 

今回は、4名の受講生の方と
4名の再受講の方々で
計8名でスタートとなりました。

 

今期も楽しく
組織づくりについて
学んでいきたいと思います。

 

第一回目の内容は、
「効き脳」についてです。

 

なぜ、
効き脳を学ぶ必要があるのか?
というと・・・

 

人によって
思考のパターンが違うからです。

 

思考のパターンは
4つに分けることができます。

 

A:論理脳、理性脳
B:計画脳、堅実脳
C:友好脳、友好脳
D:全体脳、創造脳
の4つに分けることができます。

 

 

簡単に説明すると
A脳の高い人は理屈っぽいです。
B脳の高い人は慎重です。
C脳が高い人は周りに合わせます。
D脳が高い人は突っ走ります。

 

このように
思考のタイプによって
物事に対する対応が違います。

 

その違いは、
「タックマンモデル」において
分かりやすく現れます。

 

「タックマンモデル」とは、
チームが成長する段階を
4段階で説明したものです。

 

チームが成長するには

①形成

②嵐

③秩序

④成果

という4つの段階を経ます。

 

 

通常、成果というと
右肩上がりで上がるイメージが
あると思います。

 

時間と成果が正比例する
ようなイメージです。

 

しかし、実際は、
そのような形で成果が上がることは
ありません。

 

上がるというより、
いったん、谷に向かて落ちて
底を打ってから這い上がるように
成果が上がっていきます。

 

谷をくぐった先に成果があります。

 

つまり、谷をくぐらない限り
成果は手に入りません。

 

この谷をくぐるときに
効き脳によって
谷をくぐる順番が異なります。

 

一番早いのは、
突っ走るD脳が高い人です。

 

次に早いのは、
理屈っぽいA脳が高い人です。

 

D脳とA脳のが先に
谷をくぐります。

 

その後、やってくるのが、
周りに合わせるC脳が高い人です。

 

そして、最後にくるのが、
慎重なB脳が高い人です。

 

 

つまり、順番としては
DACBという順番になります。

 

これが何が問題か?というと
成果を感じるのに
時差があるということです。

 

DACBの順番で
谷をくぐるということは、

 

D脳が高い人が
谷をくぐって成果が出る実感を
感じている時に

 

C脳やB脳が高い人は
谷の底か、底の手間にいる
ということです。

 

 

何が言いたいのか?
というと

 

D脳が高い人が
成果を実感できたからといって、
C脳やB脳が高い人も、
同じように感じていない
ということです。

 

いやむしろ、
C脳やB脳が高い人は、
谷の谷の底か、底の手間にいるので
不安の中にいるということです。

 

だから、D脳が高い人が、
成果が上がるのが見えてきて
テンションが上がっている時に
C脳やB脳が高い人に
ワクワクするよね!
と言っても共感は得られなくて
当然だ!ということです。

 

C脳やB脳が高い人が
ワクワクを感じるようになるのは
もっと後の話なのです。

 

つまり、
ワクワク感には時差があるのです。

 

こういうことを知らないので
リーダーはイライラするのだと思います。

 

効き脳的に考えると、
これは当たり前のことなのです。

 

だから、リーダーから、
メンバーとワクワク感が共感されない
という悩みを相談されても、
「そういうものです」
と答えるしかないのです。

 

あっ!また、元も子もないことを
書いてしまいました・・・・

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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