何度でも何度でもやってみせる

先日、社長さんと面談をしていたら、
何度言っても同じミスを繰り返す社員に、
どう接したらよいのか?
という相談をいただきました。

3回続いたらパターンなので、
何度言っても同じミスをするということは、
同じミスを繰り返す構造的な理由があります。

つまり、同じミスを起こすやり方を
しているということです。

だから、やり方を変えない限り、
同じミスを繰り返します。

同じミスを起こさないようにするには、
パターンを変える必要があります。

この時に、同じミスをするパターンを
探そうとするのですが、
これはあまり上手く行かないと
思っています。

なぜなら、
ここまでパターンになっていると、
パターンを変えたくても変えられなく
なっていると思うからです。

パターンとは、そういうものです。

人間の脳は否定語を理解しないので、
「このパターンでない方法をやろう」と思っても
このパターンを意識するので、
結局、このパターンになります。

では、どうしたらよいか?というと、
「どうなっていたら上手くいくのか?」から
考えるということです。

同じミスをするということは、
上手くいくイメージを持っていないのです。

だから、上手くいくイメージを持ってもらう
ことから始める必要があります。

では、どうしたら上手くいくイメージを
持ってもらえるか?というと、
上手くいっている様子を見せるのが一番です。

だから、イメージが持てるまでは、
何度でも上手くいっている様子を見せる
必要があります。

何度も同じミスをするなら、
何度でも一緒にやってみせて、
本人に上手くいくイメージを持ってもらう
しかありません。

こんな話をすると、
「何度でも一緒にやらないといけないのですか?」
と言われることがあります。

しかし、結局、やるのは本人なので、
本人が上手くいくイメージを持ってもらって、
試行錯誤しながら、
自分なりのパターンを身に付けて
もらうしかないのです。

パターンは教えるものではなく、
自分で掴んでもらうものなのです。

自分で掴んだパターンなら、
忘れません。

だから、大事なことは、
自分でパターンを掴んでもらえるまで
何度でもやってみせることが大事です。

というか、教える側としては、
何度も何度もやって見せる以外
やれることはないのです。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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