お互いの強みを理解しないと組織は嚙み合わない

今日は、
お客様の会社で研修をします。

一人一人は頑張っているのに、
組織としては噛み合っていない・・・

そんな相談でした。

正直、研修だけでは
この問題は解決しません。

それでも、年中無休の施設を
今回は初めて全休にして、
研修をすることになりました。

こんな時に、
何を学んでもらえばいいのか?

私がいつも考えていることは、
お互いに強みを生かし合える
組織を目指してもらう
ということです。

組織として噛み合うというのは、
それぞれの強みを生かし合えている
ということだからです。

先日のワールドカップ、
スウェーデン戦の先制ゴールが、
まさにそういうシーンでした。

堂安選手からパスを受けた
上田選手が相手を背負って
ボールをキープし、
堂安選手に戻します。

すると、堂安選手から
鋭いスルーパスが出て、
そこに前田選手が抜け出して、
ゴールを決めました。

このゴールについて、
上田選手は試合後、
こんなふうに語っています。

律(堂安選手)は
(中にパスを)当てて入ってくるタイプ
それは何年もやっていてわかっているので
あそこで律が、
もう一回関わってくるのが特長だし、
そこを理解した上でのプレーでした
大然くん(前田選手)も
素晴らしいタイミングで
裏に抜け出していました

つまり、上田選手は、
堂安選手がもう一度関わってくる
という動きを理解していたから、
あの場面でボールを戻せたのです。

そして、堂安選手は、
前田選手が裏に抜けるのが
得意だとわかっていたからこそ、
パスを出したのです。

偶然、パスがつながって
ゴールしたのではなくて、
3人がそれぞれの強みを理解し、
次はこんな動きをするだろう
というイメージを共有していたから、
あのゴールが生まれたのです。

組織で人が噛み合うのも、
これとまったく同じです。

お互いに強みがわかっていて、
次はこんな動きをするだろう・・・

もしくは、弱みがわかっていて、
ここで上手くいかなくなるだろう
ということが予測できて
チームとして動けるのです。

これを職場でやろうと思ったら、
まず、メンバー同士が
強みと弱みを理解しておく
必要があります。

メンバーの強みも弱みもわからなければ、
周りがどう動くのか?
予測のしようがないからです。

私が目指しているのは、
職場でこれができる組織です。

メンバーの強み、弱みを理解し、
相手が何がしたいのか?
相手が何に困っているのか?
に気づき、サポートができる・・・

こうしてサポートしてもらえると、
人は自分の居場所がある
と感じられます。

なぜなら、
相手が自分の強みや弱みを
理解してくれていて、
自分のことを見てくれていないと
このようなサポートは
できないからです。

ここまでしてもらえると
自分は尊重されている
と感じられます。

そんな組織なら、
大事にしよう!と思うのが、
人として当然の感覚です。

愛社精神を持とう!とか
組織に貢献しよう!とか
社員に求めるのもよいですが、
そもそも、組織の側に
人を尊重するという文化がない限り、
そうはならないのです。

その文化をつくる前提が、
人と人は違うということであり、
その違いを生かし合うということです。

今日の研修では、
知識として伝えるだけでなく、
カードを使った職場体験ゲームで、
強みを生かすことを体感してもらいます。

研修で終わることなく
こういう組織で働きたい!と
思ってもらうことで、
お互いの強みに興味を持って
生かそうとしてくれれば、
組織は変わっていくと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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