目的と目標を伝えても組織が機能しない理由

昨日は、チームビルディング経営塾の
卒業生の方からお声がけいただき、
名古屋の経営者の勉強会で、
チームビルディングの研修を行いました。

テーマは、目的と目標です。

組織において、
目的と目標が大事ということを
知らない人はいないと思います。

しかし、実際に、
組織を運営するにあたって、
目的と目標を使いこなすことは、
あまりできていないのではないか?
と思います。

きちんと伝えているのに、
なぜか組織が思うように動かない。

その理由を、
昨日の研修でお話ししました。

一人でやるなら、
自分だけが分かっていれば良いので
伝える必要はないのですが、

組織でやる場合、複数人でやるので、
みんなに目的と目標を共有する必要があります。

しかし、伝えたつもりで、
伝わっていないということがほとんどです。

それをどうすれば解決できるのか?を、
リアルなマネジメントのゲームで
経験していただきました。

チームで目標を達成しようとする時、
リーダーは、頭の中で、
Aさんにここまでやってもらって、
Bさんにはここまでやってもらって、
Cさんにはここまでやってもらうことで、
目的が達成するみたいな
イメージをすると思います。

それをそれぞれに伝えます。

AさんにはAさんの目的と目標を・・・
BさんにはBさんの目的と目標を・・・
CさんにはCさんの目的と目標を・・・

そして、リーダーの頭の中では、
これで全員に伝わったと思います。

しかし、これだけだと、
AさんもBさんもCさんも動けません。

動けないことはないのですが、
お互いのやることがぶつかりあって
衝突するか、
衝突を避けようとして関わらなくなります。

当たり前の話ですが、
それぞれ、一人ひとり、別々ですが、
チームとしては1つなわけで、
チームとしてどう動くのか?という
イメージが共有されていないと、
チームとして動けないのです。

つまり、目的と目標が伝わっていない
というのは、
個々に伝わっていないということも
あるのですが、
メンバーのお互いの目的と目標が
伝わっていないということなのです。

全体のイメージが、
リーダーの頭の中にあっても
メンバーがそのイメージを共有できないと、
それぞれが適切な行動を取れないので、
組織は機能しないのです。

これが目的と目標を伝えても
組織が機能しない理由です。

実際の会社でもあると思います。

開発が新商品を開発しても、
営業がそのことを知らないまま
お客先に行って商機を逃すとか・・・

設計変更があって、
その部分は変更したんだけど、
取り合い部分が変更されていないとか・・・

結局、自分の部署のことだけ
分かっていればよいのではなく、
他部署の動きも把握していないと
全体として上手くいかないのです。

では、どうしたらよいのか?

それは、他部署の目的・目標を
理解している必要があるのです。

他部署の目的・目標を
理解していれば、
この情報を伝えた方がよいと
判断することができます。

組織が機能するように、
目的と目標を使いこなすというのは
こういうことなのです。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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