私が面談するときに
気を付けていることがあります。
それは、話がかぶらないように
するということです。
そもそも、面談は、
相手の話を聴くためのものなので、
相手が話をしているときに
こちらが話をしてしまうというのは、
話を遮ることになって、
よくないことです。
よくないことだと分かっているのですが、
ついつい、やってしまうというのが、
実際のところです。
では、なぜ、よくないと思っているのに
話をかぶせてしまうのでしょうか?
それは、
話の流れをコントロールするためです。
話を聴いていて、
こちらが話の内容を判断して、
この方がよいだろうと答えをもって
そちらに導こうとしているのです。
その答えが、
正解の場合もあるかもしれません。
だから、コントロールすることが、
必ずしも、悪いわけではありません。
しかし、その答えが正解であっても、
自分で考えたものではないので、
やった方がいいことが理解できても
本気でやろうと思わないのです。
また、自分で考えて決めたいのに、
それを取り上げられてしまうと、
自分のことを尊重してくれていない
と感じさせることになります。
それは、結局、
信頼感を損ねることになるので、
面談で話をかぶらせるようなことを
続けていると、
相手の心は離れていきます。
面談をやればやるほど、
人間関係が悪くなる・・・
これは、避けたいところです。
では、どうしたらよいのか?
まずは、
相手の話を聴くことです。
その上で、
私が意識しているのは、
3つのことです。
1つ目は、
よいわるいの判断を手放すことです。
「この方がよいだろう」という
自分の判断を握ったままだと、
どうしても、その答えに
導きたくなってしまいます。
だからまず、
自分の判断を、いったん脇に置くのです。
2つ目は、
ゴールを確認することです。
ただ話を聴いているだけだと、
脱線して、違う話になったり、
時間内に終わらないこともあります。
そうならないために、
面談が始まる前に、
今日のゴールは何か?を
相手と確認しておくのです。
ゴールが決まっていれば、
話がそれても、
戻る場所がはっきりします。
3つ目は、
フィードバックすることです。
話がゴールからそれてきたなと思ったら、
「今日のゴールは〇〇でしたね!」と
フィードバックする。
話にかぶせて引き戻すのではなく、
ずれていることを伝えるだけです。
そうすれば、
相手は自分の足で
ゴールに戻っていきます。
自分で決めたゴールに
自分で戻っていくので、
こちらがコントロールしているわけでは
ありません。
私が「話がかぶったらアウト」と
自分に言い聞かせているのは、
この3つを忘れないためです。
よいわるいの判断を手放し、
ゴールを確認し、
フィードバックする。
それができれば、
面談を重ねるほど、
信頼は深まっていくのです。
今日も最後まで読んでいただき
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