パワハラで辞職した
ある自治体の前市長が、
出直し選挙への出馬を表明しました。
「ハラスメント加害者だからこそ
できる対策がある」
そう訴えたそうです。
たしかに、
そういう面はあると思います。
今の時代、
パワハラをしようと思って
パワハラをしている人はいない
と思います。
無意識にやっているのだと思います。
自分は正しいことをしていると
思っているから、
周りから指摘されても、
何がパワハラなのか?分かりません。
そこから、
自分の言動がパワハラだったと
気付いた人は、
どうしたら気付けるのか?
を話すことができます。
これは、パワハラを
したことがない人にはできない話です。
だから、前市長が言っていることは
間違っていないと思います。
しかし、それは、
パワハラをした本人が
言ってはいけないと思うのです。
なぜ、言ってはいけないのか?
というと・・・
パワハラを克服したかどうかを
決めるのは、本人ではないからです。
パワハラは、
言った側がどういうつもりだったかではなく、
言われた側がどう受け取ったかで決まります。
指導のつもりだった・・・
冗談のつもりだった・・・
そう言っても、
言われた側が傷ついていたら、
パワハラになります。
それと同じで、
本人が変わったかどうかも、
周りの人が決めることです。
本人が「私は変わりました」と言っても、
周りの人がそう感じていなければ、
変わったことにはなりません。
「加害者だからこそできる」というのは、
自分は変わったという前提の言葉です。
しかし、パワハラは、
無意識にやっていることなので、
簡単には直せません。
それなのに、
「だからこそできる」と言ってしまうと、
本当に分かっているのか?
と思ってしまうのです。
単なる独りよがりに見えてしまいます。
言われた側からすると、
何も変わっていないように見えるのです。
本当に克服しようと思ったら、
常に、自分は変わっていないかも?
と思うぐらいのスタンスでないと
克服できないと思うのです。
無意識にやっていることは、
自分では気付けないからです。
「もう大丈夫」と思った時点で、
自分の言動を振り返らなくなります。
以前、ブログで、
信用と信頼の違いについて書きました。
信用は、
過去の出来事や根拠があって
相手を信じることです。
パワハラをしたことで、
その信用を失います。
失った信用は、
コツコツと取り戻すしかありません。
だから、時間がかかります。
言った本人は忘れても、
言われた側は忘れないからです。
例えば、会社で、
パワハラをして問題になった上司が、
「もうしません」と言っても、
パワハラをされた部下は、
その言葉を信用できません。
パワハラをした人は、
やり直しは利かない
ということではありません。
いつも、ブログに書いていますが、
人を変えることはできません。
しかし、自分で変わろうと思えば、
人は変わることができます。
ただ、変わったことは、
言葉ではなく、
行動で伝えるしかありません。
行動が変わって、
それを見た周りの人が、
あの人は変わったと思えた時に、
初めて、信用が戻ってきます。
「あの人だからこそできることがある」
というのは、その時に、
周りの人から言ってもらう言葉
なのだと思います。
周りから言ってもらえるようになるまで、
本人が言ってはいけないのです。
変わったかどうかは、
自分で言うことではなく、
周りの人が判断することなのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
利き脳コーチングしませんか!
利き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?

利き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)
利き脳コーチングの詳しいことはコチラ


コメントを残す