研修は進化しているのに・・・

昨日は、防火管理講習を
受講してきました。

 

事務所を借りているので
防火管理責任者として
防火管理講習を受講する
必要があります。

 

お役所がやっている講習会だけに
驚くことが多いです!

 

まずは、驚いたのは、
申し込みがFAXです。

 

しかも、
1ヶ月前の2日間だけしか
受付をしない!

 

9時に受付開始で
150人に達した時点で受付終了!

 

FAXが送れるまで、
FAXに張り付いていなければ
なりませんでした。

 

しかも、FAXが送れているか?
不安だったら電話しろ!って・・・

 

さらに、支払い方法は、
ネット振込不可!
ゆうちょ銀行で
送金した明細書を貼付!

 

ハンパないアナログ感!

 

「今どき・・・」の連発!

 

講義もスライドも動画もなし!

 

テキストのみ!

 

さすがに、
テキストは昨年改訂されていましたし、
内容的には火災の内容ですから
必要な知識だと思いました。

 

しかし、教え方は、
10年、20年、変わっていない
ように思います。

 

テキストの文字を追う感じの講義

 

なかなか、頭には残りません

 

仕事柄、思わず、
自分だったらどのように教えるか?
考えてしました。

 

実は、研修のやり方は、
近頃、研究がされていて
効果が上がるやり方が確立しています。

 

「ラーニングピラミッド」

 

 

アメリカ国立訓練研究所
の研究によると
学習方法によって
学習効果が異なるそうです。

 

講義を受ける(5%)

読書する(10%)

視聴覚(ビデオ・音声による学習)(20%)

デモストレーション(30%)

グループ討議(50%)

自ら体験する(75%)

人に教える(90%)

( )は平均学習定着率

 

グループ討議をしたり、
自ら体験したり、
人に教えたりする
いわゆる「アクティブラーニング」が
効果的であるということです。

 

ただし、
この「ラーニングピラミッド」は
根拠が明確ではない!
という批判もあるようです。

 

ただ、感覚的には、
間違っていないようにも思います。

 

と言うのも、いつも
お話している
人ができるようになる
5つのステップと一致するからです。

 

そもそも、
なんでこの順番なんだろうか?
と考えた時に、
人と人は違うからなのだと思います。

 

ちょうど、今、
新入社員の研修の準備を
しているのですが、
そもそも社会人25年の私が、
新入社員に教えることが適切なのか?
と考えるわけです。

 

もちろん、経験は豊富です。

 

伝えるだけの情報量はあります。

 

しかし、
相手を「できる」ようにする
と考えた時に、
私ができているのは、
私のやり方であって、
私のやり方が彼らのやり方では
ないかもしれません。

 

つまり、教えるというのは、
自分のやり方を伝えるのではなく、
彼ら自身のやり方を見つけてもらう
ことなんじゃないか?
と思うのです。

 

そうなった時に、
この順番じゃないと
できるようにならないのだと
思います。

 

 

大事なのは、
教える側がこれを分かっていないと
若い人たちに
「よくわかんない!」
と言われてしまうのだと思うのです。

 

そう言われないように
25年目の新人(おじさん)は
頑張っています!

 

今日も最後まで読んでいいただいて
ありがとうございます。

 

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