問題の内側、問題の外側

昨日(日曜日)の夜、
ワイドショーを見ていました。

 

世の中では、
イヤな事件がたくさん
起こっています。

 

このような事件、
解決したらいいと思います。

 

しかし、
変な言い方になりますが、
私には解決できません。

 

なぜなら、
その事件と私は
関係がないからです。

 

当たり前の話ですが、
事件と関係ない「私」には
その事件を解決できません。

 

事件を解決できるのは
当事者だけです。

 

警察とか、検察や
裁判所が解決をするように
思われるかもしれませんが、
本当の意味での解決は、
当事者が解決するしかありません。

 

何を当たり前のことを
言っているのか?
と思われるかもしれません。

 

しかし、
本当の意味で、
事件を解決できるのは、
当事者だということは、
理解いただけると思います。

 

そう考えた時に
会社で起こっている問題を
解決できるのは誰でしょうか?

 

私はコンサルタントして、
お客様から、
会社で起こっている問題を
解決して欲しい!
という依頼を受けます。

 

その時に大事なことは
相談したその方がその問題を
どのようにとらえているか?です。

 

つまり、
相談をしたその方が
その問題の当事者だと思っているのか?
他人事だと思っているのか?
ということです。

 

チームビルディングの師匠
である石見さんは、
「問題の内側にいるのか?」
「問題の外側にいるのか?」
と言い方をします。

 

その組織の問題である限り
相談したその方は、
問題の内側にいます。

 

「良い」「悪い」
「正しい」「間違っている」は別として
相談したその方は、その組織の一員です。

 

そもそも、そこで、
問題の外側にいると思っていると
その問題は解決しません。

 

全てはつながっているからです。

 

いつもブログに書いている
「ルーブックキューブ理論」
の上級編です。

 

いつも書いているのは、
人がルービックキューブを見た時に
3面しか見えないという話です。

 

人には、
必ず、見えない面が存在している
ということです。

 

だから、
自分の見える範囲だけで
決めつけたり、思い込んでいると
人間関係が上手くいかない
という話です。

 

さらに、
ルービックキューブの6面を
そろえようとしたとします。

 

自分の担当が青い面だとして
青い面がそろっていて、
他の面がそろっていない時に
6面をそろえようとしたら
どうしたらよいでしょうか?

 

それは・・・

 

そろっている
青い面を崩さなければ、
6面はそろわないということです。

 

これが上級編です。

 

組織の一員である限り
つながっているという話です。

 

だから、
自ら、崩していないと
問題は解決しないということです。

 

ここでいう崩すというのは
「変化する」ということです。

 

組織の問題を解決するには、
その組織の問題にかかわる人
すべてに「変化」が求められる
ということです。

 

それは社長さんといえども
例外ではありません。

 

自分が問題の外にいると
思っている限り、
その組織の問題は
絶対に解決しないのです。

 

だから、
「問題の内側にいるのか?」
「問題の外側にいるのか?」は、
大事な問いかけです。

 

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