大阪の吉村知事が
ポビドンヨードのうがい薬が
コロナウイルスの感染防止に有効だ
という発言で
品切れになっているそうです。
感染防止に有効なら
使ったほうがいいと思います。
いいと思いますが、
コロナウイルスに有効ということは
他のウイルスや菌に対しても
有効ということになります。
有効というのは、
ウイルスや菌を殺してしまう
ということです。
ネットで調べたところ、
人間の体内には60兆個の細胞が
あるそうです。
さらに、
腸や口など体の中には
100～1000兆個の微生物が
共生しているそうです。
つまり、
お互いにバランスを取って
生きています。
殺菌をしすぎるというのは
そのバランスを崩すことになる
のではないか？
と思うのです。
菌があるから
抵抗力ができて
強い体ができるのです！
つまり、
「無菌」＝「安全」ではないのです。
実は、これは、
人間関係でも同じことが言えます。
人間、
自分と合う人、合わない人がいます。
この合う合わないは、
思考のズレから生じることが多いです。
思考のズレは
いつもお話している「効き脳」です。
人の脳は、大きく分けて、
左右で２つ、内側と外側で２つで、
４つに分けることができます。
それぞれの「脳」を分けると
A：論理・理性脳
B：計画・堅実脳
C：感覚・友好脳
D：全体・創造脳
の機能があります。
実は・・・
A：論理・理性脳と
C：感覚・友好脳
B：計画・堅実脳と
D：全体・創造脳
は、相性が悪いと言われています。
A：理屈っぽい人と
C：人情深い人
B： 計画的な人と
D： 創造的な人
では、合わなそうですね！
でも、
よく考えてみると・・・
A：理屈っぽい人は
人の気持ちに寄り添うのが
苦手で、
C：人情深い人は、
論理的に考えることが
苦手だったりします。
B：計画的な人は
新しいことを考え出すことが
苦手で
D：創造的な人は
計画的にものごとを進めていくのが
苦手だったりします。
つまり、
自分にとって合わない人が
自分の苦手を補ってくれるのです。
自分と合う人（同じタイプの人）
だけでチームを作ったら、
ストレスは少ないかもしれませんが、
同じところで失敗します。
瞬間的なことで言えば、
自分と合う人でチームを作れば
いいのかもしれませんが、
長い期間で考えれば、
自分と合わない人と一緒に
チームを作るのことが大事です。
効き脳の話をする時に
恋愛するなら
同じタイプの効き脳の人が
いいけど、結婚するなら
違うタイプの効き脳の人が
いいですよ！
というお話をします。
ただし、
効き脳が違うと合わないので
苦労が絶えないのですが・・・(笑)
でも、合わないのに
どうしてうまく行くのでしょうか？
それは・・・
夫婦には
共通のビジョンがあるからです。
共通のビジョンがあれば、
合わないと思っていた相手は、
共通のビジョンを達成するために
自分を補ってくれる存在になります。
つまり、
共通のビジョンがあれば、
違うもの同士、協力できるのです。
そういう意味で、
組織内で対立が起こっているのは
共通のビジョンがないのかも
しれませんね！
共生って、お互いを必要としている
ということですからね！
そう思えるようになると
組織も上手くいくと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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