組織を変えるために必要なこと

組織開発のコンサルティング
をしていて思うことは、
組織全体が共通の目標を目指す状態を
いかに作るか?ということです。

 

いつもブログに書いている
ルービックキューブ理論です。

 

それぞれが赤い面や青い面を
揃えようとしていたら
いつまで経っても6面そろいません。

 

例えば、営業は営業の
製造は製造の、開発は開発の
それぞれがバラバラの目標を
目指している限り、
大きな成果を得ることはできない
ということです。

 

だからこそ、
それぞれの目標を超えた
共通の目標を目指す状態を
どうやって作るか?を考えます。

 

この時に問題になるのは、
そもそも目標が立てられない
ということです。

 

同じ部署なら
共通の認識があるので、
何となく立てた目標でも、
共有できます。

 

しかし、
全体で目指すとなると
曖昧な目標では組織は動きません。

 

では、組織が機能するためな
適切な目標とは何か?というと
「SMART」な目標ということです。

 

pecific 具体的
easurable 測定可能
chievable 達成可能
elevant 目的に関連がある
ime-bound 期限がある

 

ひとつひとつ、説明します。

 

pecific 具体的
明確であることです。
数値にできるものは、数値にします。

 

例えば
たくさん ⇒ 10,000個
早く ⇒ 3日以内
などです。

 

easurable 測定可能
数値で設定していれば、
あとから検証できます。

 

数値に出来ないものは、
状態を明確にします。

 

明確でならないなら、
①Specific 具体的にもどって、
再設定が必要です。

 

Achievable 達成可能
現実的で、手が届きそうか?
頑張れば達成できそう!という
イメージがわけばOKです。

 

Relevant 目的に関連がある
その目標を達成したときに、
目的に近づいていることが大事です。

 

組織の場合は、
上司も目的を持っていて、
部下が目標を立てるので、
目的と目標がつながっていないことが
結構、多いです。

 

目的と目標が結びついているか?
確認する必要があります。

 

Time-bound 期限がある
いつまでにやるのか?が明確になっている
必要があります。

 

数値が大きい場合や期間が長い場合は、
期間を細かく分ける必要があります。

 

この5つを意識して、目標設定をすると
行動しやすくなります。

 

SMARTを意識しながら、
組織のメンバーで目標を立てると
共通の目標が明確になります。

 

それと、実は、あと一つ、
ポイントがあります。

 

それは・・・

 

目標と
目標を達成するための行動目標
を分けるということです。

 

目標というのは「状態」です。

 

行動目標は「行動」です。

 

行動を明確にするには、
5W1Hで考えることが必要です。

 

①誰が
②いつ
③何を
④どのレベルまで
⑤どうやって

 

これを明確にします。

 

目標と行動目標を
分けて考えることが大事です。

 

そうしないと、
行動することが目標になって
望ましい状態(目標)が得られない
なんてことが起こります。

 

だから、
目標を機能させようとしたら、
目指すべき状態(目標)を決めて、
それをどうやって実現するのか?
(行動目標)を明確にして、
メンバーで共有することが、
大事なのです。

 

すごく当たり前のことですが、
結構、できていないことが
多いように思います。

 

組織を機能させようとしたら
大事なポイントなので、
是非、確認いただければと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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