どうして言った通りにやらないのか?

先日、お客様から
こんな相談を受けました。

 

どうして、私の言った通りに
やらないんですかね?

 

できる人に限って
このような相談をいただきます。

 

自分ができるので、
同じようにやったらいいのに・・・
と思うのだと思います。

 

しかし、
いつもブログに書いているように
人と人は違います。

 

言った通りにやらないのは、
やらないのではなく
できないのです。

 

どうして、私の言った通りに
やらないのか!
と怒る気持ちも分かります。

 

やり方まで教えてあげているので
やらないなんて、やる気があるのか!
私をバカにしているのか!
と思って怒るのだと思います。

 

しかし、やらないのではなく、
できないと考えたらどうでしょうか?

 

やる気がないわけでも
バカにしているのでもありません。

 

怒っても仕方がないのです。

 

どうしたらできるのだろうか?と
考えるしかないのです。

 

この時に大事なことは、
できることを探すということです。

 

できないことが急にできるように
なることはありません。

 

できないことを
できるようにしようとしても、
うまく行きません。

 

相手ができることで、
どうしたら、
目指すべき状態に近づけるか?
を考えるしかありません。

 

そう考えると、まずは、
目指すべき状態を伝えることが
大事です。

 

しかし、できる人ほど、
この「目指すべき状態」を
言語化して伝えることができません。

 

できる人は、
この「目指すべき状態」を
イメージでとらえているからです。

 

イメージとしてとらえているので、
言語化することが難しいのです。

 

だから、私が、
「目指すべき状態」を言語化して
伝えて下さい!
とお願いしたところで、できません。

 

私こそ、
どうして言った通りにやらないのか?
と言いたくなりますが。
それを言ってはおしまいです。

 

こんな時、
私はどうするのか?というと・・・

 

ひたすら、質問をします。

 

質問をすると、
人は答えようとします。

 

答えるというのは、
言語化することです。

 

何度も、質問していくうちに
「目指すべき状態」が言語化されます。

 

一人ではできなくても
質問してくれる人がいれば、
言語化できるのです。

 

 

なので、私は、
「目指すべき状態」を伝える時には
インタビューをしてもらうことを
おススメしています。

 

このように
「目指すべき状態」を明確にした上で
やり方を伝えるから、
言われたとおりにやってみよう!
と思えるのです。

 

だから、
どうして言われたとおりに
やらないのか?と言う前に、
「目指すべき状態」を伝えるように
してみて下さい。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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