バナナはおやつなのか?

時代遅れの厳しい校則
いわゆる「ブラック校則」を
見直しする動きが出てきています。

 

文部科学省が、
小中学校の生徒指導に関する手引書
「生徒指導提要」を12年ぶりに
改訂するそうです。

 

髪型や髪の色、
スカートの長さや
下着の色の指定など
学校によってはきめ細かく
定められていて、
社会問題になっていました。

 

世の中、とっくの昔に
答えが1つの時代から
答えが1つでない時代に
なっています。

 

何をいまさら?という感じですが
時代に合わせて見直すことは、
よいことだと思います。

 

そんな中、ネットを見ていたら、
校則の見直しについて
面白い記事を見つけました。

 

ブラック校則「廃止」に高校生が物申す?!
高校生が企業にリサーチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c99462209d4de1b4e036a12263459e4c4a06f993

 

校則の廃止に疑問を持つ高校生が
企業の意見を取り入れた上で
校則を見直そうとしているそうです。

 

その高校生たちは、
将来、就職することになる企業に
校則の妥当性について
意見を求めたそうです。

 

高校が企業に就職するための
準備期間だとすると、
ゴールである企業に意見を求めるのは
分からない話ではありません。

 

しかし、なんとも
安易な感じがしてなりません。

 

私が、ものごとを判断する時に
私が大切にしている考え方が
あります。

 

それは・・・

 

「トリプルループ思考」です。

 

このブログで何度も書いているので
おなじみだと思います。

 

ものごとを考えるにあたって
3つのレベルがあります。

 

①シングルループ
「ちゃんとやっているか?」

 

②ダブルループ
「そのやり方でよいのか?」

 

③トリプルループ
「そもそも、それが必要なのか?」

 

この高校生たちは、
校則を見直す上で、
企業に妥当性を求めたのは、
②ダブルループの考え方です。

 

「そのやり方でよいのか?」

 

あたかも、どこかに正解があって、
答え合わせをしている感じです。

 

それって、答えが1つの
旧態依然の考え方だと思うのです。

 

これだと何も変わりません。

 

学校が企業に置き換わっただけです。

 

そうではなくて、
見直すのであれば、
③トリプル―プで考えないと
意味がありません。

 

「そもそも、それが必要なのか?」

 

ルールそのもの存在意義から
考えるということです。

 

この時に大事なのは、
どうなりたいか?という
「ビジョン」です。

 

ルールが単独で存在するわけでは
ありません。

 

必ず、目的があり、
その先に「ビジョン」があります。

 

だから、校則を
③トリプルループとして考えるには、
どんな学生生活を送りたいのか?
から考える必要があります。

 

「ビジョン」もなしに
校則が良いか?悪いか?を考えても
意味がないのです。

 

よく社長さんから
「うちの社員は何も考えていない!」
という相談をいただきます。

 

社員さんは何も考えていないのではなく
①シングルループで考えています。

 

つまり、言われたことを
「ちゃんとやっているか?」です。

 

社長さんが考えて欲しいというのは
③トリプルループで考えて欲しい
という意味だと思います。

 

言われたことでだけでなくて
仕事の意味を考えて欲しい!
みたいな話なので・・・

 

しかし、それって、そもそも、
会社に「ビジョン」がないと
③トリプル―プで考えることができません。

 

だとしたら、
社員さんが考えないのは・・・

 

会社に「ビジョン」がないか?

 

社員さんに「ビジョン」が
伝わっていないのか?

 

「ビジョン」も基づいて
考える習慣が身に付いていないのか?

 

これを1つ1つクリアしていかないと
社員さんが考えられるようには
ならないということです。

 

結局、順番があって、
その順番通りにやらないと
うまく行かないということです。

 

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今日も最後まで読んでいただき
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