適材適所だから上手くいかない

神田憲次財務副大臣が
参議院財政金融委員会で、
税金の滞納を繰り返していたことを
謝罪しました。

 

財務副大臣といえば、
税務省のナンバー2です。

 

今回の増税案の作成にも
関わった方だと思います。

 

国民に説明する立場の方です。

 

国民に対する税金を増やす一方、
自らは税金を滞納する…

 

それも4回目も差し押さえられる
という悪質さ…

 

納税をうっかり忘れた!
なんてことなら分かります。

 

差し押さえとなると
ちょっと話のレベルが違います。

 

さらに、この方、
なんと!税理士さんなんです。

 

税務に詳しいはずですよね?

 

さらに、忙しくて…

 

原因ですが、理由にはなりません。

 

さらに、スタッフに任せきりで…

 

ミスを部下のせいにするのは、
リーダー失格です。

 

ここまで来たら、
コントでしかありません。

 

差し押さえまでくらっているだから
財務副大臣を打診された時点で
断われよ!って思いますけど、
引き受けちゃうんですね!

 

とても、私には考えられません。

 

どうして、
こんなことが起るのでしょうか?

 

それは・・・

 

適材適所だからです。

 

適材適所というのは

 

その人の適性や能力に応じて、
それにふさわしい地位・仕事
に就かせること。

出典 小学館 デジタル大辞泉

 

この人にはこんな能力があるから、
この役割を与えよう!

 

普通の考え方だと思います。

 

しかし、いつも、
その人に適した役割がある
とは限りません。

 

むしろ、役割を決める場合
肩書きとか、関係性で
決まってしまうことが
多いように思います。

 

その結果、相手のことを
ちゃんとみていないということが
起こります。

 

今回も、税理士だから、
税務を扱うに相応しいだろう
と思って役割を与えたのだと思います。

 

ところが、
その税理士が滞納をしていた…

 

さすがに、
税理士が滞納しているとは
想定外だと思いますが、
ちゃんと人を見ていません。

 

ふさわしい人物ではありませんでした。

 

では、一体、
どうしたらよいのでしょうか?

 

それが適所適材です。

 

実はこの言葉は、
辞書にはありませんが、
役割に人をつけることです。

 

役割に合わせた人をつける

 

その役割を果たすには、
どんな人が良いだろうか?という
考え方です。

 

今回でいうと、
増税をお願いしないといけない
役割です。

 

そうなると、
何よりも一貫性のある人です。

 

信頼感がない人が
国民に説明できないですから…

 

そうなると、
肩書よりも誠実な人って
なるのだと思います。

 

今の時期、
圧倒的に人材不足です。

 

ただでさえ、人がいません。

 

適材を探そうにも人がいません。

 

そんな中で役割を果たして
もらう必要があります。

 

そうなった時に
その役割をどうやって果たしてもらうか?
を考えることが必要です。

 

その役割を一人で果たす必要は
ありません。

 

チームでその役割を果たしても
よいのです。

 

その時にチームとして
機能している必要があります。

 

だから、チームビルディングが
必要なんです。

 

なんでも、
一人でやる必要はないのです。

 

今回は、税務に詳しい人ということで
白羽の矢が立ったんだと思いますが、
税務の裏側に詳しい方だったようです。

 

それにしても、
滞納税理士が立候補するなんて…

 

なかなか肝が据わってますね!

 

こういう方にはもっと相応しい役割が
あったりして…

 

これは適材適所か?(笑)

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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