上手くいかない時こそ強みを生かす

愛知・名古屋アジア大会で、
トラブルが相次いでいるそうです。

国歌の取り違え、
バスの手配ミス、
選手からの不満・・・

費用を削るために選手村をつくらず、
コンテナホテルで代替したことも、
批判を集めています。

報道を読んでいて、
これは組織の問題そのものだ
と感じました。

大きなイベントほど、
上手くいかない時は
「もっと予算があれば」
「もっと人がいれば」と、
足りないものに目が向きます。

今回も、費用を削った分だけ
準備が甘くなったのかもしれません。

しかし、外にリソースを求めても、
組織の問題は解決しません。

予算を増やす。

人を増やす。

設備を新しくする。

たしかに、一時的には楽になります。

しかし、足りないものを
外から補い続ける発想には、
キリがありません。

しかも、今回のような大会は、
期間が限られています。

外から人を連れてきても、
その人が力を発揮できるように
なるまでには、時間がかかります。

慣れてきた頃には、
大会はもう終わっている・・・
ということになりかねません。

つまり、短い勝負ほど、
外から連れてきた力は
間に合いません。

だからこそ、今いるメンバーで
立て直すしかないのです。

いつも、ブログに書いていますが、
上手くいかない時こそ、
今ある強みを生かす。

そのために大事なのが、
今いるメンバーをよく見ることです。

強みは、外から連れてくるもの
ではありません。

すでに、
目の前のメンバーの中にあるのです。

あの人は段取りが得意だ。

この人は細かいミスに気づく。

その人は場をなごませる。

一人ひとりをよく見れば、
必ず生かせる強みが見つかります。

その強みに、
まだ本人さえ気づいていないことも、
よくあります。

ところが、
上手くいかない時ほど、
リーダーの目は外に向きがちです。

うちには人材がいない。

即戦力を採れば変わる。

そう言って、
外にばかり答えを探してしまいます。

その間、
目の前のメンバーの強みは、
見過ごされます。

もし今回の大会でも、
限られた条件の中で、
今いるスタッフの強みを
一つずつ生かす発想があったなら・・・

国歌の確認も、
バスの手配も、
防げたミスだったのかもしれません。

組織づくりは、足し算ではありません。

今あるものを、どう生かすかです。

上手くいかない時こそ、
外を見るのをやめて、内を見る。

今いるメンバーをよく見て、
その強みを生かす。

そこにしか、
突破口はないのだと思うのです。

せっかくなので、よい大会になってほしい
と思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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