先日、フランスで
高校生の抗議運動に
労働組合などが合流し、
全国的なデモが行われました。
一部は暴動に発展し、
リモージュでは
1883年に建てられた
市庁舎が放火され、
屋根と鐘楼が崩れ落ちたそうです。
背景には、
燃料費や食料品の値上がりによる
生活苦があると言われています。
不満を感じる気持ちはわかります。
しかし、暴動をおこすことで、
市庁舎を壊すことはできても、
燃料の価格を下げることも、
生活をよくすることもできないのです。
このニュースを見て、
会社の中で起きていることを
思い浮かべました。
会社の不満を言う。
やりたくない!と言って
仕事をしない。
やるだけ損だ!と言って
協力しない。
そんな風になると、
会社の目標を達成できません。
本人は、
会社に抗議しているつもり
かもしれません。
しかし、それは
自分たちが作った建物を
自分たちで壊しているのと同じです。
会社を壊すことはできても、
会社をよくすることはできません。
もちろん、会社にも問題はあります。
問題のない会社などありません。
社員さんが言っている問題は、
間違っていないことの方が多いのです。
ただ、問題があるからといって、
会社を壊しても問題は解決しません。
目標を達成できなければ、
利益が出ず、
利益が出なければ給与も上がらず、
不満の原因はそのままで、
みんなが不幸になります。
だから、会社を批判するなら、
建設的に批判することです。
建設的に批判するというのは、
ここがおかしいと思うのなら、
どうなっていたらよいのか?
と代案とセットで伝えることです。
例えば今、多くの会社が
材料費や運送料の値上げに
苦しんでいます。
これは外部要因です。
社長さんがどんなに頑張っても、
値上げを回避することはできません。
会社が悪い!と言っても、
材料費は1円も下がらないのです。
外部要因がある中で、
それでも、どうやって目標を達成するのか?
みんなで話し合って、
みんなで問題解決をするしかありません。
歩留まり率を上げられないか?
配送の効率を上げられないか?
現場にいる社員さんだからこそ
考えられる答えがあります。
いつも、ブログに書いていますが、
自分で決めたことは自分事、
他人が決めたことは他人事です。
みんなで話し合って決めたことは、
自分たちで決めたことになります。
会社の問題を他人事にしているうちは、
批判しかできません。
会社の問題を自分の問題として捉え、
自分事として解決しようとした時、
初めて、批判が提案に変わるのです。
壊すのは一瞬ですが、
よくするには、みんなの力と時間が必要です。
不満のエネルギーを、
壊す方向ではなく、
つくる方向に向けること。
それが、会社をよくする
唯一の道だと思うのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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