ジャニーズ社外取締役に
侍ジャパン・コーチの白井一幸氏が
就任することになりました。
絶妙な人選だと思いました。
以前、ブログで書いた通り
今回のジャニーズ事務所の問題は
社長が解決できる問題ではありません。
「その選択が未来をつくる」
対応を間違えれば、
ジャニーズ事務所に所属する
全てのタレントを巻き込む問題になります。
なぜなら、事件があったことを
知らなかったはずはないからです。
ジャニーズ事務所の存続だけでなく
それぞれの人生に関わる
話だと思います。
ニュースのコメント欄を見ると、
ジャニーズ事務所なんて
なくなってしまえばいい！
なんていう意見もありますが、
これだけの存在をなくすことは
できないと思います。
では、ジャニーズ事務所が
存続するためには、
どうしたら良いのでしょうか？
以前もブログに書きましたが、
問題解決の方法には
２つの方法があります。
ギャップアプローチと
ポジティブアプローチです。
ギャップアプローチとは
問題の原因となっているところを
追求するアプローチです。
問題の原因は何なのか？
過去に戻って、
問題の原因を特定し解決します。
しかし、これで本当に問題が
解決するでしょうか？
たしかに、その問題は
解決するかもしれませんが、
誰も幸せにしない事実が明らかになって
取り戻しのつかない問題が
新たに生まれることになると思います。
それを解決と言うのでしょうか？
これに対して、
「どうなっていたらよいのか？」
という理想を描き、
現実と理想のギャップを埋めるのが
ポジティブアプローチです。
「どうなっていたらよいのか？」
という理想を実現することで、
結果として問題解決をします。
この「どうなっていたらよいのか？」
という理想については、
被害者の方の声も聞きながら、
対話によって作っていきます。
この「ポジティブアプローチ」で
問題解決ができるのがコーチです。
コーチングそのものが、
「ポジティブアプローチ」です。
だから、野球界でも実績のある
白井コーチが適任だと思うのです。
白井コーチ自身も
こんな風に言っています。
今後ファンの皆様が安心して応援でき、
タレントが誇りを持って活動できる
ジャニーズになるよう全力を尽くしていきます
まさに「ポジティブアプローチ」です。
どんな風に白井コーチが
ジャニーズ事務所に関わっていくのか？
注目したいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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