自分の組織を自分で壊してしまう

前回のブログでは、
安芸高田市の議会が
機能していない話を書きました。

 

議員側の問題として、
プライドが邪魔をして
対話を避けてしまっているという
話をしました。

 

「そのプライドは必要ですか?」

そのプライドは必要ですか?

 

今回は市長側の問題を
書きたいと思います。

 

私が市長が問題だと思うのは、
コミュニケーションです。

 

いつもブログで書いていますが、
コミュニケーションの責任は
双方にあります。

 

会話のキャッチボールですから、
相手が受け取って、
初めてボールが戻って来ます。

 

だから、
キャッチボールをしようと思ったら、
相手が取りやすいボールを
投げる必要があります。

 

石丸市長を見ていると、
最初からでないかもしれませんが、
小学生相手に
大リーガーが剛速球を投げている
ように見えます。

 

誤解がないようにしたいのですが、
市議会が小学生というのではなく
石丸市長を大リーガーだとすると
そのくらいの実力差があるという意味です。

 

剛速球を投げておいて
なんで取れなんだ!と言っている
ように見えます。

 

石丸市長からすると
市議会議員なんだから
これくらいのボールは取れるのは
当然でしょ!
ということなんだと思います。

 

しかし、実際は、
そのボールを受け取れて議員は
半数もいなくて、
体に当たってボコボコになっている
状態です。

 

そりゃ、ボールを受け取って
もらえないので、
キャッチボールになりません。

 

で、議会が機能不全だ!
と訴えているわけです。

 

市長は頭のいい人なので、
この状況をあえて作り出している
可能性もあります。

 

議員定数を半分にする
なんて言っているぐらいですから・・・

 

ボールを受け取れない議員なんて、
いなくってもいい
と思っているのかもしれません。

 

で、これと同じようなことが
会社で起こっていませんか?
という話です。

 

一流大学を出て、
一流企業で活躍していた
社長の息子が実家に帰ってきて、
会社で辣腕を振るみたいな・・・

 

どこかの中古車会社で
あったような話です。

 

組織で成果を上げるためには、
TOPだけが動いても組織は動きません。

 

組織が動くためには、
組織にいる人が動く必要があります。

 

つまり、
組織にいる人のレベルでしか
組織は動きません。

 

組織のレベルを上げるためには
組織にいる人のレベルを上げるしか
ないのです。

 

組織のレベルに
自分を合わせられないTOPは、
結局、自分の組織を壊します。

 

だって、ついて行けませんから・・・

 

組織を壊すのが目的なら
良いのですが、
そうでないなら、
自分を組織合わせるということを
学ぶ必要があると思います。

 

早く行くなら一人で行けばよい
より遠くに行きたいのであれば、
みんなで行けばよい

 

結局、
一人で成果を上げるやり方と
組織で成果を上げるやり方は違う
ということです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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