先日、お客様の社長さんから、
こんな相談がありました。
新しいことをやろうとすると、
社員から聞いていませんと
言われるのですが、
どうしたらよいですか?
そもそも、新しいことなので、
聞いていないと言われても、
こちらは言っていないので、
当然だと思うのですが・・・
なるほど・・・
これは、
前提の違いだと思います。
社長にしてみれば、
やるか?やらないか?
まだ決めていない、
相談のつもりで話しています。
ところが、社員にしてみると、
社長の話は、
やると決まったこととして
聞こえているのです。
同じ話をしているのに、
受け取り方がまるで違う・・・
これは、結局、
前提がズレています。
このズレは、
普段の仕事の進め方から
生まれているものだと思います。
社長さんは、
思いついたことを口にします。
そして、その多くは、
実行に移そうとします。
これが日々積み重なると、
社員さんの中に、
社長が話すこと=決まったこと、
という受け取り方が
できあがっていきます。
社員さんからすれば、
これまでの経験から
反応しているだけなのです。
だから、
まだ決めていない、
ちょっと思いついただけの話でも、
いつも通り、やる話として
受け取られてしまうのです。
ここに、聞いた・聞いていないの
ズレが生まれるのです。
聞いていません!と
言われることが多いのであれば、
仕事を進めるスピードを、
少し緩める必要が
あるのかもしれません。
おそらく、いつも、
十分な説明のないまま、
仕事を進めてしまっているのかも
しれません。
社長さんにとっては
当たり前のことでも、
社員さんには、
はじめて聞く話なのです。
例えば、
「これはまだアイデア段階の相談だから、
聞き流してもらってもいいよ!」
と伝えるだけでも、
社員さんの受け取り方は変わります。
そのうえで、
これは決めていない相談なのか、
やると決めた指示なのか、
ひと言添えるだけでも、
伝わり方は大きく変わります。
社長の発言は
それだけ影響力があるのです。
何気ないひと言のつもりでも、
社員さんは、
その通りに動こうとします。
そのことを分かっておくだけで、
だいぶ変わると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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