良いか悪いか何で決めているですかね?

ある会社さんの社長さんから
こんなことを相談されました。

社員面談していても、
社員が何も話をしないんです。

『何か、不満はあるか?』

『何か、会社に望むことはないか?』

と聞いても

何も返ってこない・・・

無言なんです・・・

一体、なんでなんでしょうね?

と・・・

詳しく話を伺うと

休みは週2日でキチンととれる・・・

シフト制なので残業はない・・・

役割が明確で想定外の仕事はない・・・
(決められた仕事をすればよい)

給与も低くない・・・
(上がらないことは理解している)

となると

本当に不満がないのかもしれません。

社員に不満がない・・・

これって良いことなんでしょうか?

悪いはずはありません。

不満はないほうが良いですから・・・

でも、何か腑に落ちません・・・

これって、
「動機付け要因」と「衛生要因」の話ですね!

アメリカの臨床心理学者
フレデリック・ハーズバーグが提唱した理論

人間が仕事に満足感を感じる要因と
不満足を感じる要因は全く別物である

とする考え方。

不満をなくしても、やる気にならない。

結局、会社が何を目指すのか?によって
良い悪いは決まってくると思います。

「不満がない」経営をするのか?

「やる気がある」経営をするのか?

「やる気がある」経営を目指すのであれば、
別のやり方をしないといけません。

「やる気がある」経営

なんとなく良さそうです・・・

でも、
それがその会社と
その会社の社員さんにとって
本当に良いことなのか?
考える必要があると思います。

どういうことか?というと・・・

ビジネスモデルとして
やる気のない社員で会社が回っているなら
それはそれで良いのかもしれません。

ビジネスモデルとしては究極かもしれません。

わざわざ変える必要はないかもしれません。

変えることで、社員が辞めてしまう
かもしれません。

社員は、不満がないのがベストで
それ以上の望んでいないかもしれない。

何が言いたいかというと、
「何が適切で何が適切でないか?」を
どうやって決めているのか?
ということです。

会社が儲かればよいという観点で、
「何が適切で何が適切でないか?」
を決めているなら、今のままで良いでしょう!

でも、会社を永続させるという観点で
「何が適切で何が適切でないか?」
を決めているなら、別の話になってきます。

そして、会社を永続させるという観点で
決めているなら、
どうして、会社を永続させようと思っているのか?
と言うところまで考えないと
本当の答えは出てこないと思います。

良いか悪いか?みたいな話になるのですが、
結局、そんな話は表面的なことで、
本当はどうしたいんですか?
ということなんですね!

そして「こうしたい!」というものに対して
良いか悪いか?という話なんですよね!

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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