チームを立て直す力はどこからくるのか?

先日、お客様の会社で、
チームビルディングの研修
をしてきました。

 

職場のメンバーで職場体験ゲームを
解いていただきます。

 

もう何十回もやってきているので、
いろいろなパターンをみてきました。

 

 

 

その日のパターンは、
上手くいかない方向に進んでいるのに
流れを立て直せない
というパターンでした。

 

流れを立て直す場合に
「それだと上手く行かない!」と言うだけでは
流れを変えることはできません。

 

流れを変えたければ
上手くいきそうなやり方を
示す必要があります。

 

つまり、
上手く行きそうなビジョンを
示す必要があります。

 

 

しかし、
上手く行きそうなビジョンは
そう簡単に思いつくものではありません。

 

そうすると、
ビジョンが思いつかないまま
結局、今までのやり方を続けるしか
ありません。

 

このように、上手くいかないまま
時間切れになるのが、普通です。

 

 

しかし、今までやってきた中で、
ここを突破できるチームもあります。

 

それは、
どんなチームか?というと・・・

 

やり方が分からなくても
やり方をみんなで考えよう!
となるチームです。

 

見えるもの(今のやり方)を捨てて
見えないもの(新しいやり方)を
信じることができるチームです。

 

 

通常、
「今のやり方」は、リーダーのやり方です。

 

そのリーダーが「今のやり方」を
手放せるかどうか?
です。

 

リーダーが「今のやり方」を
手放すということは、
メンバーを信じて、
主導権をメンバーに渡すということです。

 

主導権をメンバーに渡すことで
新しい流れが生まれて
解決に至る・・・

 

こんな感じです。

 

 

リーダーも万能ではありません。

 

うまく行かないことに気付いたら
自分の能力に見切りをつけて、
メンバーの能力に頼る・・・

 

メンバーの能力に頼るためには、
主導権をメンバーに譲らないと
メンバーは能力を発揮できません。

 

しかし、
リーダーは責任感が強いので
自分でやろうとして、
主導権を手放せない・・・

 

そうではなくて、
リーダーがメンバーを信じて、
メンバーに主導権を譲ることで、
問題が解決していくのです。

 

多くのリーダーが誤解しているのですが、
優れたリーダーというのは、
問題解決能力に優れていることでは
ありません。

 

そうではなくて、
メンバーの能力を活かして、
問題解決できるリーダーが、
優れたリーダーです。

 

つまり、立て直す力は、
リーダーとメンバーとの
信頼関係が生まれてくるのです。

 

 

ゲームをすると、
人を信じていない自分
人の話を聞いていない自分
人に任せることができない自分
に気がつき、
落ち込むリーダーもいらっしゃいますが、
それが大事だと思います。

 

人を信じていない自分
人の話を聞いていない自分
人に任せることができない自分
は、責任感が強さの現れです。

 

それはそれで、ご自分を認めた上で、
成果を出すためにはどうしたらよいか?
と考えた時に、
主導権を手放せるのだと思います。

 

まずは、責任感が強い自分を
受け入れることが大事だと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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