総理大臣がやるべきたった１つのこと

菅総理は17日の記者会見で、
あらかじめ用意した原稿を棒読みしている
との記者の指摘に対し

「正確で速やかな情報発信は、
国民の生命・財産を守るために極めて重要だ」
と反論したそうです。

この記事を読んだ時に、
菅総理には国民の行動を変えることは
難しいと思いました。

デルタ株による感染拡大を
抑えるためには、
緊急事態宣言に慣れ切った国民の
行動を変える必要があります。

人の行動を変えるには、
熱い「想い」を伝える必要があります。

国民を守りたいならその決意を！

伝える必要があります。

その時に、正確な情報を伝えても
人の意識は変わりません。

なぜなら、
理屈では人は動かないからです。

人が動くのは、感情です。

オリンピック前に
選手がオリンピックに出場する意義を
理屈で説明しても、応援する気持ちには
ならなかったと思います。

しかし、実際に
オリンピックで必死に戦う姿を
見たら、心が動かされて、
応援したいと思うようになったのでは
ないでしょうか？

人は感動して動くのです。

だから、行動を変えてもらうためには、
説明ではダメなんです。

菅総理が本気で
国民に行動を変えてもらいたいと
思うのであれば、
国民を命を守りたい！という
熱い「想い」を語る必要があります。

しかし、この場に及んで、
正確で速やかな情報を伝えることが
大事だと言っています。

火事になって、
家が燃えているのに、
正確な情報を伝えることが必要でしょうか？

消防隊員が来て、
いかに命が危ないか？
正確な情報を伝えるでしょうか？

消防隊員なら、
命を助けたい一心で
大きな声をかけ行動を促します。

記者会見で大声を出せ！
と言うつもりはありません。

また、泣き叫べ！
と言うつもりもありません。

しかし、
書かれていることを読むだけでなく
この国を救いたい！という
熱い「想い」も語って欲しいと思います。

正しい情報を伝えることも重要です。

しかし、それであれば、
アナウンサーが読むと何も変わりません。

では、総理大臣の仕事は何でしょうか？

内閣官房内閣広報室の
”総理大臣官邸きっず”によると、
内閣総理大臣はリーダーだと書いてあります。

国民の安全を守るのが
総理大臣の一番の仕事だと書いてあります。

総理大臣官邸きっずHP
https://www.kantei.go.jp/jp/kids/souri_shigoto.html

菅総理に「想い」がないとは思いません。

菅総理は4ヶ月以上休むことなく
働き続けています。

それは、「想い」がなければ、
出来ないことだと思います。

しかし、「想い」が伝わらなければ、
「想い」がないのと同じです。

「想い」がないリーダーに
人はついて行こうと思いません。

それは会社も同じです。

社長さんとお話をすると
社員を幸せにしたい！という「想い」を
みなさん、お話になります。

しかし、その「想い」を
社員さんに伝えているか？というと
伝えていないことが多かったりします。

「想い」が伝わらなければ、
「想い」がないのと同じです。

ついてきてくれる人がいて、
リーダーはリーダーになれます。

人は「想い」のある人に
ついて行こうと思います。

だから、
リーダーがすべきことは、
正しい情報を伝えることはなくて、
「想い」を伝えることです。

「想い」とは「ビジョン」です。

つまり、
リーダーがすべきことは
「ビジョン」を語ることなのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

https://robotjinji.com/2021/07/18/post-1557/

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