追いつめられないと変われない

昨日に引き続き、
サッカー日本代表のお話です。

 

1勝2敗と追い込まれた
森保監督は、
本来の4-2-3ー1ではなく
4-3-3を採用。

 

この大一番で
システムを変更してきました。

 

それまで、
システムについて
批判をされてきましたが、
頑として変えてきませんでした。

 

しかし、ここで負けたら最後。

 

追いつめられて、
ようやく変えてきました。

 

変えることで、
中盤でタメができて、
攻撃に厚みが出て、
チャンスが増えました。

 

こんなんであれば、
もっと早く変えればよかったのに、
追いつめられるまで
変えられませんした。

 

人は変えることに恐怖を感じます。

 

たとえ、
今が上手く行っていなくても、
変えることで、
今以上に悪くなる可能性もあります。

 

だから、よっぽどのことがないと
変わろうとしません。

 

今回は、
解任される可能性があってので、
変わらざるを得ませんでした。

 

実は、人が動くには、
2つの理由しかありません。

 

それは・・・

 

「快」と「不快」です。

 

「快」を求めるのか?

 

「不快」を避けるのか?

 

追い詰められないと
変わらないというのは
「不快」を避けているということです。

 

つまり、
「不快」がないと変われない。

 

変わるためには、
「不快」を必要とします。

 

「不快」がイヤじゃなければ
良いのですが、
普通は「不快」はイヤです。

 

できることなら、
「不快」な思いをしないで
変わりたいと思います。

 

では、どうしたら、
「不快」な思いをしないで
変われるのでしょうか?

 

それは・・・

 

「快」を求めればよいのです。

 

「快」というのは、
こうなったらいいいな!
ということです。

 

つまり「ビジョン」です。

 

人はやりたいことはやります。

 

だから、変わりたいなら、
「ビジョン」を描けばよいのです。

 

「ビジョン」があれば
変わることができます。

 

ということは・・・

 

追いつめられないと変われない
というのは・・

 

「ビジョン」がないのかもしれません。

 

「ビジョン」がないとダメ!
ということはないのですが、
結局、「不快」なことが起こるまで
変わらないということが起きます。

 

そして、
「不快」からは逃げるだけなので、
常に、方向性が変わります。

 

方向性が定まらずに、
ぐるぐる回ることになります。

 

「ビジョン」がないと、
メンバーがどこに向かってよいのか?
分からなくなります。

 

だから、
チームとしては「ビジョン」がないと、
いつまでも迷うことになります。

 

チームが一丸となって、
成果を上げるためには、
「ビジョン」が必要になってくるのです。

 

ちなみに
オーストラリア戦の勝利について
このように森保監督は語っていました。

 

私が何かを伝えたというよりは、
選手たちが話し合って
絵を共有してくれたことが大きい

 

やはり、監督には。
「ビジョン」がないようです。

 

監督にないので、
選手たちが「ビジョン」を描いたようです。

 

「ビジョン」がない監督の元で
短期で成果を出すのは、
さすがに厳しい感じがします。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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