先日、サッカースクールを
主催している方とお話をしている時に
こんな話になりました。
教えることが上手い人は
できることを教える
何となくわかる気がするのですが
どういうことか？聞いてみました。
サッカースクールでは
子供にサッカーを教えています。
その時に、
子供ができるように教えないと
意味がないのだというのです。
サッカーは常に状況が変わります。
この場合はこう！と教えても
状況が変わってしまうので、
どうするか？を教えても意味が
ないのだそうです。
そうなった時に、
応用が利くような教え方が
大事だというのです。
例えばどういうことなのか？
聞いてみました。
例えば、
ディフェンスを教える時に
人と人の間に入れ！
と教えるのだそうです。
ボールを持って攻め上がった時に
よっぽど飛びぬけた選手でない限り
一人でドリブルでシュートには
持ち込めません。
通常は、パスを回して、
ディフェンスを崩して
スキを作ってシュートを打ちます。
ということは、
ディフェンスにとっては
崩されなければ良いのです。
では、
どうやって崩されるのか？というと
パスを回されて崩されます。
だから、パスをさせないように
すればよいのです。
つまり、
相手の選手と選手の間に入れば、
相手はパスが出せなくなります。
一人でボールを持っている限り
攻められてもリスクはありません。
だから、ディフェンスには、
「人と人の間に入れ！」
と教えるのだそうです。
確かに
それなら子供でもできます。
サッカーコーチが
子供に教える時に大事なことは、
いちいち言わないことだと言います。
いちいち言っていると
子供はコーチの顔を見ながら
プレーするからだそうです。
しかし、当然、
試合は流れています。
いちいちコーチに確認していたら
試合になりません。
だから、教える時は、
できるように教えることが
大事だと言います。
では、どうしたら、
そういう教え方ができるのか？
それは・・・
構造を教えるということです。
構造というのは、
どうしてそうなるのか？
という理由を教えることです。
先ほどのディフェンスの例でいうと、
パスをさせないことが
ディフェンスすることになります。
パスを封じるために
人と人の間に立てばいいのです。
シンプルで分かりやすいです。
では、私が組織のことを
人に教える時にどうしたらよいのか？
を考えました。
それは、
組織でなぜ問題が起きているのか？
その理由を伝えることです。
その理由は？というと・・・
相手の話を聞いていない
ということです。
人は相手の話を聞くときに
自分のフィルターを通して
情報を受け取ります。
自分が発した言葉は
思い通りに伝わっていません。
だから、伝わっているか？
確認をしなければなりません。
では、
どうしたら確認できるのか？
というと・・・
相手に話してもらうことです。
相手に話してもらうことで、
伝わっているか？が確認できます。
しかし、コチラが話している限り
相手は話せません。
ということは、
組織の問題を解決するために
してもらうことは・・・
話したら、少し黙って
相手の話を聞くことが必要です。
だから、大事なことは・・・
アクセル踏んだらブレーキ！
いかがでしょうか？
コチラが話し続けている限り
相手は話せないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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