昨日、お客様の会社さんで
効き脳の研修をしてきました。
「効き脳」は、
思考のパターンです。
「効き脳」については、
私のブログで説明をしていますが、
人の思考は4つのパターンがあります。
A脳：論理脳、理性脳
B脳：計画脳、堅実脳
C脳：感覚脳、友好脳
D脳：全体脳、創造脳
効き脳診断すると、
それぞれのABCDの数値が
わかります。
ABCDの数値は全部出すと
200になります。
誰がやっても合計200になります。
そのため、社内で診断をしても、
優劣が出ないので、
シェアしやすいという特徴が
あります。
昨日、行った研修で、
C脳が極端に高い方がいました。
C脳の特徴は、
「自らコミュニケーションを開始する」
「人の気持ちを察しようとする」
「アイコンタクトをとる」
「相槌が多い」
「友好的」
人間関係を円滑にするのが
強みです。
C脳の人がチームにいると
雰囲気が良くなります。
しかし、その反面、
「お人よし」
「騙されやすい」
「真に受ける」
「優柔不断」
「気を使いすぎで重い」
ということもあります。
前にも書いたように
ABCD全部足すと200なので、
１つの脳が極端に高いと
他の脳が低くなります。
この方は、C脳が高い方なので、
他の脳が相対的に低くなります。
そうなると、
効き脳的には、
論理的に考えたり（A脳）
計画的に物事を進めたり（B脳）
アイデアをだしたり（D脳）
するのが苦手ということになります。
こんな話をしたところ、
「私は今の仕事に向いてません」
と話になったそうです。
なんか、分かる気がします。
私の効き脳は、
A脳：論理的、理性的 75
B脳：堅実的、計画的 25
C脳：感覚的、友好的 63
D脳：冒険的、創造的 37
です。
A脳とC脳が高くて、
B脳とD脳が低いです。
つまり、
論理的に話せて、
人の気持ちもわかる反面、
計画的に物事を進めたり、
アイデアを出すのが苦手です。
私はコンサルタントですから、
アイデアが出ないのは
致命的だと思います。
正直、コンサルタントに向ている
とは思っていません。
でも、
コンサルティングをやりたいんです。
そうなった時に
こんな私がコンサルタントするには
どうしたらよいのか？を考えます。
この時に大事なのは、
「強み」です。
つまり、
論理的に話せて、
人の気持ちもわかることを
コンサルティングにどう活かすか？
を考えます。
そうした時に
お客様がやりたいことを
現実的にどうしたらできるのか？
を考えて、
分かりやすく伝えることが
できると考えました。
このスタイルなら
私でもコンサルティングができます。
だから、お客様からは、
ほとんどの場合、
「今までこんな話を他人にしたことがない」
ということまで、お話いただけます。
コンサルティングする上で
信頼をいただけるのは、
大事なことです。
つまり、
向いている向いていないではなく、
自分の「強み」を活かした
仕事の仕方をすればよいのです。
ただ、気を付けないといけないのは、
「強み」は必ずしも良いものとは
限らないということです。
どういうことか？というと・・・
相手の話を聞きすぎるために
共感しすぎて、
一緒に悩んでしまったり・・・
（C脳）
逆に、論理的に考えるあまり、
相手を追い詰めてしまったり・・・
（A脳）
相手に寄り添うあまり、
話を切り上げられなくて、
話が長くなり、
次のお客様のアポイントに
遅れたり・・・
（C脳）
逆に、批判的に考えて、
相手を厳しく評価して、
相手を見切ってしまったり・・・
（A脳）
「強み」が悪さをする時があります。
つまり、
「強み」は必ずしも良いものは限らない
ということです。
これをいかに自覚して、
「強み」が発動している時に
止められるか？
が大事だと思うのです。
私は「自分」も道具だと思っていて、
癖（クセ）あるんです。
その癖（クセ）を熟知して、
使いこなすことが大事だと思っています。
すぐにはできません。
ただ、意識をして、
10回に2回でも3回でも
使いこなせるようになれば、
その回数は増えていきます。
今まで生きてきて
身に付いた癖（クセ）を直すより
使いこなした方が
早いのではないか？と思っています。
あなたはあなたのままでいい
というのは、
そういう意味だと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
効き脳コーチングしませんか！
効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか？
効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
（約60分間）
効き脳コーチングの詳しいことはコチラ
https://robotjinji.com/page-1220/
コメントを残す