経営の神様と言えば、
誰を思い浮かべますか?
私のような40代後半の人間に
とっては、
松下幸之助さんだと思います。
今の人は誰と答えるのかな?
ちなみに、
うちの娘に聞いたら
「知らない!」
で終了・・・
経営者って夢がないのかな?
それとも、
父としての威厳がないのかな?
それはさておき、
松下幸之助さんは
ダム式経営を提唱しました。
好景気だからといって、
流れのままに経営するのではなく、景気が悪くなるときに
備えて資金を蓄える。ダムが水を貯め流量を安定させる
ような経営をすべきだ!
と語ってしたそうです。
確かにその通りだと思います。
しかし、
今の時代は
「お金」ではなく「人」です。
つまり、
新★ダム経営とは「人」のダムです。
人数が足りていても、
人を雇って貯めておく。
貯まっている間に
時間をかけて育てる。
そして、
ここぞという時に
活躍の場を与える・・・
昨日、お伺いした会社も
ここ数年で人数が倍になりました。
リフォームの会社です。
さて、ここでクエスチョン!
リフォームの会社を
大きくしようと思ったら
どんな職種の人を
雇ったらいいでしょうか?①営業マン
②建築スタッフ
③事務スタッフ
この会社の社長さんは・・・
「③事務スタッフ」を雇いました。
なぜだと思いますか?
営業マンは頑張れば
昨対120%ぐらいはクリアできます。
つまり、売上は人数ではない。
建築スタッフは、
中途で採用しても
即戦力で活躍できる人材はいる。
では、売上が上がって、
どうにもらならないのは?
「事務」です。
この社長さんは
このことを知っていました。
さらに、
事務スタッフは
異業種からの転職が多いので
育成に時間がかかる。
だから、
同業者から首を傾げられても
先に事務スタッフを雇って、
徹底的に育てました。
その結果、
受注後の流れが
スムーズになって、
営業マンも
営業に専念できるようになり
結果として
売り上げも上がりました。
そして、
仕組みができたところに
営業マンを増やして
さらに会社を大きくしてきました。
これぞ!
新★ダム式経営です。
人が必要になってから
雇っても遅いのです。
お金は借りてくれば即戦力ですが、
人は時間がかかります。
これは「時間軸」の問題です。
1年後、2年後、3年後、
どうなっているのか?
こうなっていたい!
という意思をもって
考えることが、
経営者として
大事な仕事だと思います。
今日も最後まで読んでいいただいて
ありがとうございます。
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