どうしてオリンピックが上手くいかないのか?

東京オリンピック・パラリンピックが、
海外からの一般客の受け入れを
断念することを決めました。

 

どうやら、「完全な形」はなく、
「全く異なる大会」になるようです。

 

ということは、
開催を前提に話を進めているようです。

 

今回の東京オリンピック・
パラリンピックについては、
最初からスムーズに進んでいない
ように思います。

 

まず、最初に、
ロゴマークの問題がありました。

 

他のデザインを真似した
ということで、
デザインが差し変わりました。

 

新国立競技場も
最初のスタイリッシュなデザインから
普通の競技場になってしまいました。

 

マラソンも東京ではなく
札幌に会場を変更されました。

 

そして、コロナが広まってしまい、
1年の延期が決まりました。

 

その後も、
大会委員の会長の森さんの
交代がありました。

 

そして、直近では、
開会式の演出が適切でないということで
ディレクターが辞任しました。

 

そして、今回、開催を前提とした
海外客の受け入れ断念の発表・・・

 

なんかずっと違和感を感じていました。

 

でも、なんとなく、
その理由が分かってきました。

 

そもそも、
東京オリンピック・パラリンピックが
開催されることに違和感を感じていたのです。

 

2020年東京五輪の開催が決まったのは、
2013年(平成25年)でした。

 

2011年3月に東日本大震災が起こり、
同等の地震が起こる可能性が高いと
言われていました。

 

そんな中で、東京で、
オリンピック・パラリンピックを
開催しても大丈夫なんだろうか?
ということが頭に浮かびました。

 

1964年に初めて東京で
オリンピックが開催された時のように
無邪気に喜べない感じがありました。

 

政府は、東京2020を
復興五輪にしたいのは分かりますが、
そんなに簡単なものではないと
思うのです。

 

昨日も、宮城で大きな地震があって、
一時、津波注意報が出ました。

 

その宮城では、
コロナの感染者数が急激に
増えています。

 

東北の皆さんにとっては、
オリンピックどころではない
と思うのです。

 

こんな状況の中で、
開催前提の話をしても
国民に受け入れられるわけが
ありません。

 

政府だって何も考えていない
わけではないと思うのです。

 

しかし、ここまでして、
開催にこだわる理由が伝わって
こないのです。

 

つまり、何のためにやるのか?

 

「ミッション」が伝わってこないのです。

 

タックマンモデルの谷をくぐるには、
「ミッション」がなければ、
谷に向かうことができません。

 

何のためにやるのか?が
伝わっていないと
困難を乗り越えてでも
やろうとは思わないのです。

 

もし、オリンピックを中止にしたら
莫大な損害賠償をしなければならないから
何としてもやらなければならない!
なんて思っているとしたら、
上手くいかないと思います。

 

本当にやるのであれば、
今からでもよいので、
「ミッション」を明確にして、
国民に協力を訴えるべきだと思います。

 

このままでは、
ただ、開催しただけの
オリンピック・パラリンピックに
なってしまいます。

 

世界が見ていますから、
さすが日本だよね!と言われるような
オリンピック・パラリンピックに
なったらいいな!と思います。

 

そのためには、どんな
オリンピック・パラリンピックに
なったらよいのか?

 

そこからスタートすべきだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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