同情するなら共感をくれ!

昨日は、チームビルディングの
コーチングの勉強会でした。

 

テーマは「傾聴」です。

 

傾聴というと、
聴き方の話なんですが、
感じ方の感度を上げるという
話だったように思います。

 

その中でも印象に残ったのは、
同情と共感は違うという話です。

 

どのように違うのか?
私は上手く説明できませんでした。

 

同情は・・・

 

悲しいと思っている人の側で
一緒に悲しく感じること。

 

嬉しい人と思っている人の側で
一緒に嬉しく感じること。

 

共感は・・・

 

頭のなかでその人が置かれている
状況をイメージして、
その中で、自分はどう感じるのか?
を感じること。

 

なんか、わかるような
わからないような話かもしれません。

 

わかりやすくいうと
同情は相手の気持ちをそのまま
受け止めることです。

 

だから、言い方は極端ですが、
相手の感情に引きづられている
とも言えます。

 

誤解のないように言うと
同情が悪いわけではありません。

 

一緒に悲しんだり、
喜んだりすることが大事なときも
あります。

 

だから、同情がダメで、
共感が良いということではありません。

 

しかし、コンサルタントして、
問題解決する場合に、
同情している限り、
問題解決をすることはできません。

 

昔、流行った
ドラマの名セリフ
「同情するなら金をくれ!」
という話です。

 

問題解決をするには、
現状を変えるしかありません。

 

現状を変えるには
行動するしかありません。

 

相手に行動してもらうためには
どうなったらよいか?を
考えてもらうことです。

 

そして、
それに向かって
行動してもらうことです。

 

どうなったらよいか?を
考えてもらうためには、
相手に効果的な質問を投げかける
ことが必要です。

 

効果的な質問を投げかけるためには、
相手の立場に立つ必要があります。

 

その時に、相手に引きずられて
一緒に困っていては、
効果的な質問を投げかけられません。

 

表現は、難しいですが、
相手と切り離して、
客観的に考える必要がある
ということです。

 

それは、
相手を一人の人間として
尊重していることを意味します。

 

感情をコントロールして
相手を思い通りに動かすのではなく、
相手に気付いてもらって、
主体的に動いてもらうということです。

 

そのためには、
聴き方、感じ方を訓練する必要が
あるということです。

 

ここ10年ぐらい、
人のマネジメントが
難しくなっているというのは、
コントロールのやり方が通用しなく
なってきているからです。

 

多様な価値観が認められて
一人ひとりを尊重したマネジメントが
求められるようなってきています。

 

そんな中で、
マネジメントする立場の人が、
マネジメントのやり方を学ばないと
上手くいかないのは当然だと思うのです。

 

繰り返しになりますが、
同情がダメなわけではありません。

 

同情と共感を理解して、
使い分けられるようになることが
マネジメントには求められている
ということです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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