ミッションは現場で理解できるもの

いつも、ご紹介している
トヨタの豊田章夫社長のお話から
ブログを書こうと思います。

 

2021年の
トヨタの株主総会でのお話が
トヨタイムズでアップされていました。

 

12年間、豊田社長が行動で示してきたこと

 

この中で、
こんなお話をされています。

 

私は「ミッション」というものは、
言葉ではなく、
「現場」で、「現地現物」で
「仕事」をすることによって
初めて共有できるものだと思っております。

 

これは、
本当にその通りだと思います。

 

お話の最後で、
「幸せの量産」のところで、
声を詰まらせているところが印象的でした。

 

おそらく、2020年2月に閉鎖した
東富士工場の社員たちの顔が
浮かんだのだと思います。

 

現場に近い社長だからこそ、
語れる話なんだと感じました。

 

「ミッション」というと、
何か遠くの話に聞こえるかもしれません。

 

しかし、それが、
現場で感じられないと
「ミッション」は機能しないのだと
思います。

 

以前、紹介した
キリンビールの
副社長の田村さんの著著

 

キリンビール高知支店の軌跡

 

この本の中にも
こんなことが書かれています。

 

理念を普段の仕事に
つなげることが大事だ!

単に『お客様第一』と言っていても、
何となく意味が伝わるだけで、
日々の行動につながりません。

しかし、『お客様第一』ということは、
他社よりもおいしいキリンビールを
お客様に飲んでいただくということだ!
ということが、分かれば、
キリンビールが一番売れている状態を
つくるという日々の行動につながります。

 

つまり、
理念が意味しているところを
日々の行動につながるように、
イメージして共有することが大事です。

 

経営理念、ミッション、ビジョンとか
言い方は、いろいろあります。

 

大事なことを
組織のメンバーが
同じものを目指しているか?
ということです。

 

人と人は違うので、
放っておいたら、
自分がよいと思うことをします。

 

一人ならそれでよいのですが、
人数が多くなると、
バラバラのことを目指します。

 

それをまとめるものが必要であり、
まとめるからには、
同じイメージを共有する必要があります。

 

それは、
社長も
役員も
管理職も
スタッフも

 

そうなると、
遠い話をしても共有できません。

 

現場にあるものだから、
全員が共有できるのです。

 

だから、
「ミッション」を作る時に
立派なものを作らなくても良いのです。

 

目の前の仕事に込められた想いに
「ミッション」があるのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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