強いチームは「チーム学習」をしている

サッカーW杯日本代表は、
チュニジアに4-0で勝利しました。

実は、昨日は、山に登っていて、
13時頃に下りてきて、
車の中でテレビをつけたら
もう1点入っていました。

そこから、得点を重ね、
危なげなく、勝ち点3と
4点の得失点差を手に入れました。

日本はFIFAランク18位で
チュニジアは45位ですから
順当といえば順当なのですが、
何があるかわからないのがW杯です。

その中で、確実に勝てることが
日本が強くなったということだと思います。

なぜ、これほどに強くなったのか?
それは、代表選手が海外に行って、
世界のトップレベルの選手と
日々戦っていて
当たり前のレベルが
上がったからだと言われています。

ただ、私はそれだけではないと思っています。

日本代表チームは、
チーム学習ができているからだと思います。

チーム学習とは
一人一人が経験を積み強くなって
それを一人で終わらせることなく
チームで学習することです。

一人でできることと
チームでできることは違います。

一人の学びを、一人で終わらせず、
チームの財産にしていくことが必要です。

そのために大事なことが、
3つあります。

1つ目は、対話です。

自分の前提や思い込みを
いったん横に置いて、
お互いの見え方を分かりあって
行動を変えることです。

日本代表でいうと、
世界のトップで戦っているといっても
それぞれの経験や知識は違います。

世界のトップで成果を出しているほど
自分のやっていることに自信があります。

その自信を手放して、
チームが勝つためには
どうなっていたらよいのか?を話し合って
自分の行動に変えることができる。

各チームではエース級の選手が
サブになった時は、
チームのために献身的に動いているのは
そういうことができている
ということなのでしょう。

2つ目は、心理的安全性です。

これは、仲がいいとか、
雰囲気がいいということではありません。

チームが勝つために
言いたいことが言える関係性が
できているということです。

今回、長友選手が、
2戦目を警戒するように
強く周りに働きかけたという記事を
目にしました。

また、昨日も試合中に
集中力が切れかかった選手に、
富安選手が強く声をかけている様子が
見られました。

世界のトップクラスで活躍している
選手同士が言いたいことを言い合える
というのは簡単のようで
難しいことです。

それができているのが
今の日本チームの強さだと思います。

3つ目は、振り返りです。

上手くいったこと、
上手くいかなかったことを
誰のせいでもなく、
どうなっていたらよいのか?という視点で
振り返ることができるということです。

それぞれに立場があって、
考えがあって、動いたことを
責めあっても仕方がありません。

どこに改善の余地があったのかを
言語化して、それを次に生かすことが
できるということです。

オランダ戦で、得点されるたびに
円陣を組んで話し合っているのも
振り返りができている証拠でしょう。

チーム学習は、
一部の人だけがやっても機能しません。

一人一人が、
自分のこととして関わって、
はじめてチームの学びになります。

選手も、コーチも、ベンチ陣も、
それぞれが当事者として、
5回のW杯から学んできたからこそ、
今の強さがあるのだと思います。

個人の経験が、
チームの集合知になっていきます。

一人では到達できないところに、
チームでなら、たどり着けるのです。

これは、サッカーに限った話ではありません。

会社の組織でも、全く同じです。

一人一人が現場で経験したことを、
その人だけのものにせず、
チームで持ち寄って学び合う・・・

そんな組織は、
着実に強くなっていきます。

私がコンサルティングに入る時、
このような組織を目指して
組織づくりのデザインをしています。

できていること、
できていないこともありますが、
日本代表チームが
ここまで強くなったのを見て、
自分の進め方は適切だと思うことが
できました。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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