昨日、私が所属する
「チームジャイキリ」のビジョンの
策定をしました。
「チームジャイキリ」というのは、
チームビルディングのコンサルティングを
学んでいる仲間のコミュニティーです。
コンサルタントが
自分達のビジョンを
どのように作るのか?について
お話をしたいと思います。
ビジョンを作るといっても
大きく分けて2つあります。
それは・・・
長期的なビジョンを作る場合と
中期的なビジョンを作る場合です。
長期的なビジョンというのは、
組織そのもののビジョンです。
10年とか20年先をみて
組織がどうなっていたらよいのか?
というビジョンです。
具体的というか
方向性を示すものです。
それに対して、
中期的なビジョンというのは、
3年ぐらいの先をみて
作るビジョンです。
今回、ビジョンを作ったのは、
中期的なビジョンのほうで、
今回で3回目です。
最初に作ったのは、
6年前で2017年だったと思います。
2017年に作った
「2020年のビジョン」は・・・
<チームジャイキリ2020年ビジョン>
「ジャイキリメンバーが圧倒的成長と成果を出す」
とにかく、
一人ひとりが成長して成果を出そう!
というものでした。
そして、
その3年後の2020年に作った
「2023年のビジョン」は・・・
<チームジャイキリ2023年ビジョン>
「自らの強みで自分と相手、
そしてチームの成果と成長にこだわる」
自分と仲間、チームとして
一緒に成長し、成果を出そう!
というものでした。
この時のビジョンの作成の様子を
書いたブログがコチラです。
「ビジョンは一晩寝かして作る」
そして、昨日、
さらに3年後の「2026年のビジョン」を
作りました。
作ると言っても、まだ完成ではなく、
最終案を3つまで絞るところまで、
できました。
実は、ここまで来るのに、
9ヶ月かかっています。
昨年の6月と9月10月に集まって
「ビジョン」について話し合ってきました。
そして、
今年の6月ごろに最終決定となります。
なので、実は、今回は1年間かけて
「ビジョン」を作成することになっています。
3年前の2023年のビジョンは
一泊二日の合宿で作りました。
しかし、今回は
1年をかけて作っています。
どうして、
こんなに時間をかけるのでしょうか?
それは・・・
これからの3年間、
「チームジャイキリ」を大きく
成長させるためです。
3年前に比べて、
「チームジャイキリ」の
メンバーの人数も増えてきました。
成果を上げている仲間も
増えて記しました。
「チームジャイキリ」として
できることも
やりたいことも増えてきました。
診断ソフト「ソコアゲ」や
戦略人事超実践講座や
1ON1コーチングスクール(計画中)など
協働して事業としてやることも
増えてきました。
そうなると、
今までよりも組織的な動きを
する必要があります。
しかし、会社ではなく、
コンサルタントの集まりです。
会社と従業員というような
法的関係性も強制力もありません。
その一方で、
事業としてやっていくには、
ある一定の強制力が必要です。
なぜなら、
事業に参加いただくお客様には
会社だろうが、
コンサルタント集団だろうが、
関係ないからです。
事業として責任をもって
運営する必要があります。
そうなると、
徹底的に各自個人の目標と
コニュニティーのビジョンをつなげるしか
ありません。
つまり、
自分のやりたいことをやった結果、
コニュニティーにも貢献している状態を
作り出す必要があります。
そのためにどうしたらよいのか?
それは・・・
それぞれ、自分がやりたいことと
コミュニティーのやりたいとを
理解するところから始める必要があります。
コンサルタント自身がどうなりたい
と思っているか?
コミュニティーとして、
どうなりたいと思っているか?
この2つについて話す時間を作って、
共感されるキーワードを見つけることです。
具体的には、
まずは、コンサルタント個人の
やりたいこと(ビジョン)を明確にする
ところから始めました。
それは・・・
コンサルタント自身のビジネスモデルを
確立することです。
そして、次に
コミュニティーとしてやりたいことを
明確にしました。
コミュニティーとしてやりたいこと
というのは・・・
会社でいうと『中期経営計画』です。
会社ではないのですが、
会社と同じぐらい明確に示さないと
ぼやっとした共感にしかなりません。
なんとなくいいよね!で
達成できるほど簡単なことをやろう
としているわけではありません。
各自がそれぞれの事業で
どんな活躍ができるのか?を
イメージできるようにする必要があります。
そうなると、大事なことは・・・
「リアル」で話すこと
ここ3年間、コロナ禍で、
集まって話すことができませんでした。
たしかに、
オンラインで話すことはできます。
しかし、オンラインでは、
情報交換の量に限界があります。
映画を見るのと
舞台を見るのとでは、
伝わってくる臨場感違います。
人を動かすには熱量が必要です。
その熱量がリアルとオンラインでは
雲泥の差があります。
しかし、
コロナ禍で集まることもできない・・・
とはいえ、
事業のスピードは落としくない・・・
そうなると、
オンラインでできるところは、
オンラインでやりながら、
リアルで集まれるタイミングで
一気に決める・・・
こんな全体のデザインをして、
ビジョンを作ろうとしたので、
1年間をかけたのです。
今回、コミュニティーのビジョンの話を
しましたが、
会社のビジョンも同じだと思います。
最近、会社への帰属意識が失われて、
会社は会社、自分は自分という考え方が
一般的になってきました。
そうなると、今までの
ビジョンの作り方では作れなく
なってきています。
社員一人ひとりが
やりたいことを明確にしてはじめて
会社のビジョンに共感できるようになります。
そのためには、
ある程度、時間をかけて、
自分のビジョンを描けるようにして
会社のビジョンとつなげる必要が
あるのだと思います。
あと、大事なのは、
「中期経営計画」です。
会社のビジョンとつなげようとしても
会社のビジョンをどのように実現するのか?
が明確でないと、
自分のビジョンが実現できるのか?
もわかりません。
この会社にいると
自分のビジョンげ実現できそうだ!
と思えるだけの情報を与えないと
社員さんも判断できないのだと思います。
そういう意味で、
コミュニティーのビジョンづくりも
会社のビジョンを作るうえで
参考になると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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