ミッションなきチャレンジは失敗する

先日、ロシアの民間軍事会社
「ワグネル」が
ロシアの都市を制圧しながら
モスクワに向かっている
というニュースが流れていました。

 

軍事クーデターか?
と言われていましたが、
昨日になって、
モスクワの200キロ手前で
進軍を停止し、
撤退をすることにしたようです。

 

モスクワでの戦闘は回避でき、
反乱した兵士への処分も
不問にするということで、
収束に向かいつつあるようですが、

 

ウクライナにいるロシア軍兵士の
士気は下がるのではないか?
と言われています。

 

「ワグネル」のトップである
プリゴジン氏の反乱に従った兵士が
一定程度いたことから分かるように
多くのロシア軍兵士は、
ウクライナとの闘いに
大義を感じていないようです。

 

あらためて、
ミッションのないチャレンジは
上手くいかないのだと思います。

 

会社でもあることだと思うのですが、
新しいことにチャレンジしようとしても
社員がついてきてくれない
ということがあると思います。

 

それは、社員が
新しいことをすることに
ミッションを感じていないのです。

 

つまり、何のためにそれをやるのか?
社員が理解していないのです。

 

社長にすると、
新しいことは、やりたいこと
(やらないといけないこと)だから
チャレンジをしているのだと思います。

 

しかし、そのことが、
社員に伝わっていないのです。

 

社員にすると、
ミッションを感じないものをやろう
とは思いません。

 

だから、会社で
新しいことにチャレンジしようと思ったら
社員がミッションを感じられるように
する必要があります。

 

そのためには、
まず、ミッションを明確することから
始める必要があります。

 

この時のポイントは、
社員にとっても意味があると
感じられるものであることが大事です。

 

おそらく、
会社にとって良いということは
社員にとっても良いはずです。

 

しかし、社長が思っているほど、
社員には伝わらないと思ったほうが
いいです。

 

もし、社員に伝わるように
伝えられないのであれば、
(伝わらないものであれば、)
その新しいことは
やらない方がいいと思います。

 

無理してやると、
今、上手くいっていることも
上手くいかなくなります。

 

今、ロシアで起こっていることって
そういうことだと思います。

 

やっぱり、組織を大きく動かす時は
まずは、ミッションを固めることが
大事だと思います。

 

ミッションなきチャレンジは失敗する!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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