人生の目的が見つからない・・・

今回もリボーンアワードでのことを
ブログに書こうと思います。

リボーンアワードは、
200人以上の人の前で
自分の人生について語ります。

自分の人生の目的が明確になっていないと
話に筋が通らないので、
200人の聴衆に対して当たり負けします。

良いも悪いも全ては目的によります。

だから、話す内容を決める時に
登壇者の方に
人生の目的をお聞きします。

あなたの人生の目的は何ですか？

しかし、その方は、
目的が見つからないとおっしゃいました。

マジか・・・

なんて思いません。

私もそうだったからです。

２代目、３代目の方に多いのですが、
後継者として育てられると、
会社を継ぐことが人生の目的になります。

それ以外の選択肢がないので、
それが目的になることに何の疑いもありません。

私も祖父が経営者で、
両親も祖父の会社に入っていたので
私も将来は会社を継ぐつもりでいました。

それが自分の存在意義であり、
周りの期待に応えることだと
それが運命だと思っていました。

ただ、私の場合は、
祖父が相当自分勝手な人で
私自身も生意気だったので、
反発して、会社を辞めてしまいました。

それでも、
祖父を見返すことが、
次の人生の目的となっただけで、
自分のための人生にはなりませんでした。

たしかに、
黒い感情にはパワーがあるので、
がむしゃらには働けましたが、
ある程度、事業が上手くいくようになると、
そのうち、祖父を見返すなんてことは
どうでもよくなって、目的がなくなります。

いつも思うのですが、
マイナスをゼロにするのは簡単です。

目指すべき目的も目標も明確だからです。

例えば、赤字の会社であれば、
お金が借りれなくなると大変だから
黒字化を目指します。

マイナスからゼロにするのに
何の迷いもありません。

自動的に決まります。

しかし、ゼロになった途端に
目的がなくなります。

ゼロにするために頑張ってきたのに
ゼロになった瞬間に、何をしてよいか？
分からなくなるのです。

皮肉な話です。

ゼロからプラスに転じた瞬間に
目的は無限になります。

何をやってもいいんです。

何をしてもいいということは、
自分で決めるということです。

つまり、
目的というのは、見つかるものではなく、
自分で決めるものなんです。

自分で決めるから
人生が自分のものになるのです。

ロボット人事研究所のミッションを

『自分の人生を生きる』

にしたものも、
私のそうした経験からです。

しかし、そうはいっても、
ずっと与えられてきた人生だったので、
自分で決めることができませんでした。

しかし、祖父の会社を辞めて、
自分で会社をやるようになると、
誰も決めてくれません。

全ては、自分で決めなければなりません。

そうやって、自分で決められるように
なってきました。

ただ、人生の目的だけは、
決められませんでした。

だって、しばらく間は、
祖父を見返すという目的があったからです。

ここからどうやって、
自分の人生を目的を決めていったのか？

長くなったので、
次回のブログに書こうと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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