拡大志向で行くのですか?

先日、お客さんの会社で、
来年度の事業計画のお話を聞きました。

事業計画を立てる時は、
まず、3年後のイメージを描いていただき
それを1年ごとの計画に落とし込みます。

5年先でも10年先でもよいのですが
これだけ不確実な世の中で
3年先ぐらいしか見えないと思うのです。

3年後のイメージをお聞きしたのですが、
20名ぐらいの会社なのですが、
3年後には100人にして、
海外進出もしたいというイメージでした。

ビジョンに良い悪いはないですし、
どのようなビジョンを描いてもよいと思います。

ただ、思ったのは、
本当に拡大志向で行くんですか?
ということです。

事業をやる限り
拡大を考えるのが普通だと思います。

だから、3年で
20人から100人にするという発想は、
普通だと思うのです。

でも、その普通って、
これからの3年の「普通」なのか?
と思うのです。

何が言いたいのか?というと
人が採用できない時代に
会社の規模を人数で目指すのは
苦しくなるのではないか?と
思ったのです。

会社の規模=人数というのは
本当に考えて言っているのか?
今までの感覚で言っているのか?
気になったのです。

20人を3年で100人にするには、
80人採用しないといけません。

退職する人もいるでしょうから、
80人増やすには
少なくとも毎年30人づつ採用する
必要があると思います。

果たして、それが現実的なのか?
と思うのです。

現に、3年間で、
20人が100人になった
会社もあるので無理とは言いません。

しかし、それなら、
会社にもっと採用力がないと厳しい
と思うのです。

人が採用できないことが、
事業計画の実現の妨げになる
可能もあります。

そう考えたときに
人数を事業計画のベースにするのは
やめておいた方がよいと思うのです。

大きいことはいいことだ!
という時代でもないように思うのです。

会社の規模ありきではなく
何を実現したいのか?を
明確にすることだと思うのです。

実現したいことを明確にした時に
どんな会社になっていて、
どういう組織になっていたらよいのか?
をイメージすることだと思うのです。

やみくもに人数を追うのは
今の時代に合わないと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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