全国の感染者が過去最多
1万人を超えました。
IOCは、感染拡大と
オリンピックとは無関係と言いますが、
本当にそうでしょうか？
私は、月に数回、
出張のために羽田空港を
利用していますが、
オリンピックを契機に
明らかに人の流れは増えています。
オリンピックを開催するぐらい
なんだから、旅行してもいいでしょ！
という気持ちも分からなくありません。
だから、オリンピックが
直接的な原因とは言いませんが、
オリンピックがキッカケになっているのは
間違いありません。
それなのに、開催前に比べても、
オリンピックを中止べきだ！
という声が聞こえてきません。
むしろ、
オリンピックを開催してよかった！
という声さえ聞こえてきます。
あれだけ開催を反対していた
ワイドショーのキャスターも
ノリノリで応援しています。
どうして、
あれだけ反対していた人が
手のひらを返したように
応援しているのでしょうか？
それは・・・
感情はコントロールできないからです。
一生懸命に頑張っている選手を
見ると感動します。
さらに、頑張っていたのに
メダルが取れなかった選手を見ると
より感動します。
それに
親子や仲間という要素が絡んでくると
さらに感動します。
このような感情は
湧き上がってくるものなので
コントロールできないのです。
感情はコントロールできるのか？
体験してもらった方が
分かりやすいと思います。
では、やってみましょう！
「悲しくなって下さい」
たぶん、難しいと思います。
「楽しくなって下さい」
これも、難しいと思います。
何もないのに、楽しくなったり、
悲しくなったりすることはないのです。
逆に、感動的な場面を目にすると
感情をコントロールすることは
難しくなります。
オリンピックが始まる前なら、
冷静に頭で考えて、
開催反対！と言えたのです。
しかし、一旦、始まって、
感動の嵐に巻き込まれると、
感情をコントロールできなくなります。
頭の中では、
中止にした方がいいと思っても、
明日の金メダルは見たいのです！
応援したい気持ちを
押さえることはできないのです。
つまり・・・
人は合理的に判断できないのです。
この考え方を極めたのが、
「行動経済学」です。
正論では人は動かないのです。
感情で人は動きます。
そう考えると、
ルールや制度で人を動かそうと
思っても、無理があります。
人はやりたいことしかやりません。
やりたいこと
それは「ビジョン」です。
「ビジョン」でマネジメントしないと、
人は動いてくれません。
だから、
このタイミングで
菅首相が言うべきなのは、
「最後までオリンピックをやらせて下さい！」
と訴えかけることです。
オリンピックの感動を覚えてしまった
我々国民から、共感が得られると思います。
しかし、菅首相は、
「オリンピックは中止しない」
とかしか言わないのだから、
本当に正直というか、下手というか・・・
ただ、忘れていけないのは、
我々は感情によって
正しい判断ができなくなっている
ということです。
冷静に考えたら、
オリンピックを中止して
家にこもっているべきなんでしょうが
ここまでくると、
最後まで見てみたい気持ちもあります。
このように
人は合理的に判断できないのです。
だから、
手のひら返しを責めても仕方がなくて、
人ってそんなものだと思っていたほうが
良いのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
組織に「ビジョン」を浸透させるには
どうしたらよいでしょうか？
そのような相談を受けることが
多くなってきました。
しかし、浸透させようとしている時点で
その「ビジョン」は正しくありません。
では、正しい「ビジョン」とは
どのような「ビジョン」なんでしょうか？
スーパーロボットワークを通じて
正しい「ビジョン」について
お伝えします！
【開催日時・開催場所】
① 【ZOOM】終了しました！
2021年7月27日（火）14：00～17：00
② 【ZOOM】満席となりました！
2021年8月3日（火）14：00～17：00
③【ZOOM】残り１席
2021年8月4日（水）14：00～17：00
④【ZOOM】残り1席
2021年8月6日（金）18：00～21：00
【定員】
6名
【セミナー料金】
9,800円（税込み）を
2021年7月30日（金）まで
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