主語を他人から私に変える

社員面談をしていると
話の内容が愚痴になることが
あります。

 

愚痴とは
もともと、仏教用語で、
真理に暗く、無知なこと、愚かなこと
だそうです。

 

そう言われてしまうと、
愚痴れなくなりそうですが、
人間ですから、
愚痴りたくなることもあります。

 

私は、社員面談で、
愚痴を止めたりはしません。

 

というか、人間、ある程度、
言いたいことを言わないと
前向きにならないと思っています。

 

ですから、愚痴も聞きます。

 

しかし、面談の時間、
ずっと愚痴ばかりだとさすがに
面談の意味がないので、
ある時点で、愚痴を要望に変えます。

 

具体的に、どうやって、
愚痴を要望に変えるのか?というと・・・

 

で、あなたはどうしたいのですか?

と聞くことです。

 

ここでもポイントは
「あたな(自分)」を主語にすることです。

 

ほとんどの愚痴の主語は
「他人」です。

 

愚痴を言っている間は、
他人の話をしているのです。

 

しかし、
人を変えることはできないので
他人の話をしているかぎり
何も変わりません。

 

だから、
「あたな(自分)」を主語にすることで、
自分の話をしてもらうようにします。

 

すると、当然のことながら、
自分の行動の話になります。

 

自分の行動の話になれば、
行動をするようになるので、
成果につながります。

 

1ON1面談をしていても、
なかなか成果につながる話ができない
という相談をいただくことがあります。

 

そういう時は、
話の主語に気を付けて下さい。

 

話の主語が「他人」になっていると
思います。

 

そういう時は、
今の時間はあなたの話をする時間です
と伝えてあげて下さい。

 

それでも、本人の話にならない時は、
「あたな(自分)」を主語にして下さい
と伝えて下さい。

 

すると、自分の話になります。

 

いつもブログに書いていますが、
自分で決めれば自分事
他人が決めれば他人事

 

成果につながるかどうか?は、
いかに、主語を「私」で話してもらうか?
だと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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