私は温和な人間です。
人と人は違うということを
意識しているので
少々のことでは怒りません。
世の中、
自分の想い通りにいかない
と思っています。
普段から、
あまり感情的にならず
冷静なので、
ロボット人事研究所の
ロボットってそういうことなんですね！
と言われることもあります。
しかし、
こんな私でも、いったん
怒ったらややこしくなります。
普段、温和な人間のほうが
怒るとややこしくなるのです。
なぜでしょうか？
これはU理論で説明できます。
U理論についてはコチラ
U理論を簡単に説明すると
上に行くのか？下に行くのか？
です。
上に行くと上手く行きません。
相手の悪いところだけ見て
相手のことを悪いと決めつけて
人間関係が壊れます。
行き着く先は「破壊」です。
逆に、下に行くと上手く行きます。
相手の良いところを見ようとして
相手の思考や立場を理解して
人間関係が改善します。
「対話」ができるようになります。
私のような
温和なタイプの人間は、
いたって冷静です。
上に行かないように
なるべく冷静に
人を観ようとしています。
先日、ブログに書いたように
「システム1」ではなく、
なるべく「システム2」を使います。
システム１と２についてはコチラ
だから、滅多なことでは、
上にはいきません。
また、冷静なので、
一気に駆け上がることも
ありません。
しかし、上がり始めたら、
この「破壊」に向けて
コツコツ、上がっていくのです。
一気に上がったものは、
一気に戻りやすいですが、
コツコツ上がったものは、
戻りにくいのです。
火がつくまでは
時間がかかるのですが、
火がついたら、
簡単には消えないのです。
だから、温和な人間が怒ったら
めんどくさいのです。
冷静に観ているだけに
証拠を頑丈に固めていきます。
自分は間違っていない
思っているので、
ちょっとやそっとでは、
このプロセスを戻ろうとはしません。
今回の安倍総理の
緊急事態宣言のタイミングは
どう考えても遅きに失しました。
ブログでは大人しく書いていましたが
心の中はざわついていました。
個人的には、
ことごとくタイミングを逃している
ように思いました。
どうせやるなら、
早い方がよいと思っていました。
入国制限にしても
オリンピックの延期にしても
所得の補償にしても
緊急事態宣言にしても
全てにおいて遅いのです。
もっと早く決断が出来ていたら
感染拡大を食い止められて
いたんじゃないか‼
もっと早く決断が出来ていたら
経済損失をもっと小さくできた
のではないか‼
もっと早く決断が出来ていたら
医療崩壊も起きなかった
のではないか‼
と・・・・
こんな感じで
何も何も悪く見えてきます。
こうなったらおしまいです。
自分の問題だ捉えられなくなるので
問題が解決しません。
なぜなら、
相手は変えられないからです。
人は自分問題だと思わない限り
その問題は解決できません。
こうならないようにするためには
まずは、自分を知ることです。
今までの上手くいかなかった
出来事を思い出して、
パターンを認識することです。
私で言うと
ジワジワと上がって行って
降りてこないということです。
これが分かっていると
このままだと上手く行かないことに
気付きます。
ただし、
すべてを上手く収めることが
良いこととは限らないので、
ときには爆発することも必要です。
ただ、ここまで分かっていると
意識して爆発するので、
あとあと後悔することはありません。
一番よくないのは
感情的に爆発してしまって、
あとで後悔することです。
だから、
温和な私が怒っているとしたら
それは、意図して怒っているので
相当めんどくさい！
ということです。
ともあれ、
ようやく出た「緊急事態宣言」
ここまで遅くなったのは、
誰のせいでもありません。
それぞれが正しいと思ったことを
しただけです。
しかし、ここからは、
方向性がそろってきました。
自分事として捉えて、
自分のできることをしたい
と思います。
これを最後のチャンスにして、
このピンチを乗り越えたいと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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