想定外を想定内にするには?

台風7号が近畿地方に
接近しています。

 

雨風が強い台風のようで
その付近の地域も心配です。

 

大きな被害が起こらないことを
お祈りしています。

 

最近は、
異常気象が進み、
想定もしていないことが起こる
時代になりました。

 

もはや想定外という言葉が
想定外にならないくらいに
想定外のことが起こっています。

 

今回も、
新幹線の一部運休や
高速道路の通行止めなど
想定外を想定した対応をする
ようになりました。

 

想定外に対応するには、
想定外を想定した対応をする
ことが大事です。

 

想定外を想定するのに
大事なことは、
自分をコントロールすることです。

 

将棋の羽生善治永世名人は
こんなことを言っています。

 

相手のことを研究するよりも、
自分の作戦や型を充実させて
おいた方がいい。

(中略)

相手がこう出てくるからこうしよう
というのではなく、
自分がこうするのだということを
きっちり押さえておいた方がいい。

そうすれば、相手に誰がやって
こようとも対応できる

 

つまり、
想定外に対処するためには、
相手に合わせるのではなく、
自分がやることを決めておくことだ
というのです。

 

他人はコントロールできませんが
自分はコントロールできます。

 

コントロールができない状況になる前に
コントロールできるものを
コントロールする!ということです。

 

そういう意味で、
新幹線の一部運休や
高速道路の通行止めは、
自分達でコントロールできるものを
コントロールしにいっているのです。

 

何かが起こってから
決断するのは簡単です。

 

しかし、何かが起こってからでは、
遅いのです。

 

だから、何が起こる前に
決断をする必要があります。

 

その決断はには強い意志が必要です。

 

災害が起こらなければ、
新幹線や高速道路を止めたのは
やりすぎだ!と非難されます。

 

しかし、非難を気にしていたら、
決断なんかできません。

 

いつもブログに書いていますが、
リーダーとは決める人のことを言います。

 

決断できるのが、リーダーです。

 

周りは言いたいことを言います。

 

それぞれ、言っていることには
一理あります。

 

それぞれの立場で、
言っていることは正しいのです。

 

だから、正しさだけでは、
判断できません。

 

結局、自分がどうしたいのか?
で決めるしかありません。

 

だから、
こうしたい!という想いがなければ
リーダーは務まらないのです。

 

その想いを言語化しておくと
いざという時に、迷いがありません。

 

不確実性が高い時代だからこそ、
想いを言語しておくことが
大事になってきているのだと思います。

 

そういう意味で、
前回のブログで、
イオンが2000字以上にもなる
基本理念を定款に入れたことを
書きましたが、
時代の流れとしては、理解できます。

 

また、
JR西日本のHPのトップページには、
今も、2005年4月25日に起きた
福知山線事故が取り上げられています。

 

JR西日本
https://www.westjr.co.jp/

 

JRが安全を最優先にするのも
わかる気がします。

 

強い想いがあってこそ、
想定外を想定内にできるのだと
思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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