今日は2021年3月11日です。
東日本大震災から10年となります。
政府は、
発災直後の平成23 年7月に策定した
「東日本大震災からの復興の基本方針」
において、
復興期間を平成 32 年度までの
10 年間と定めていました。
果たして、
10年間で復興したのでしょうか？
NHKのアンケートで、
1800人の被災地の方のアンケート
によると・・・
復興は完了した
思ったよりも進んでいる
45.7％（去年比＋5.7）
思ったよりも遅れている
まったく進んでいない
50.7％（去年比－4.7）
という結果になりました。
母数が少ないですが、
半数近い方が復興を実感している
という結果となりました。
1800人の声が問う
“復興” 東日本大震災10年
被災者アンケート
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210304/k10012896061000.html?utm_int=detail_contents_news-link_002
そもそも、復興とは何なのか？
【復興（ふっこう）】
いったん衰えたものが、
再びもとの盛んな状態に返ること。
また、盛んにすること。再興。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
似たような言葉に、
復旧という言葉があります。
【復旧（ふっきゅう）】
壊れたり、傷んだりしたものを、
もとの状態にすること。
また、もとの状態にもどること。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
10年が経過して、
復興計画通りに道路も復旧して、
街づくりも完成しました。
たしかに、街は復旧しました。
場所によっては、
にぎわいを取り戻した街も
あると思います。
しかし、
このNHKのアンケートによると
人が戻ってこないため、
元のにぎわいは取り戻せていない
街もあるようです。
せっかく暮らしやすい街になったのに
人が戻ってこない・・・
本当に難しいと思います。
復旧、つまり、
マイナスをゼロにすることは、
ある意味、簡単なんだと思います。
お金や時間をかければ、
物理的には元に戻ります。
しかし、
復興、つまり、
マイナスをプラスにするのは
難しいのです。
なぜなら、
ゼロの状態（前の状態）は、
みんな、イメージができるので、
ビジョンが共有されています。
しかし、
プラスの状態（理想の状態）は、
みんな、バラバラなので、
ビジョンが共有されていません。
おそらく、政府は
東京オリンピック・
パラリンピックを復興の象徴に
したかったのかもしれません。
それも、コロナによって、
大きく崩れてしました。
そうなった時に
10年経った「今」こそ、
復興のビジョンを描きなおす
必要があると思います。
マイナスからゼロは、
必死でやればなんとかなります。
しかし、プラスにするには、
強い意志が必要です。
それは、”どうなりたいか？” です。
それを強く強く想うことです。
結局、ビジョンなんですよね！
未来は与えられるものではなく、
自ら作るものです。
ビジョンなしに復興はないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
いよいよ、2021年3月18日から、
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残席はあと1名です。
本日、2021年3月11日（木）
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第2回 2021年4月22日（木）18時から21時
第3回 2021年5月20日（木）18時から21時
第4回 2021年6月17日（木）18時から21時
第5回 2021年7月22日（木）18時から21時
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場所：ZOOM
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https://robotjinji.com/page-1406/
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